「匿名化」されれば個人情報ではない プライバシー問題について、重大な転機が来ていることはご存知でしょうか。政府は、インターネット上にある「ビッグデータ」の活用を進めるため、年内にも個人情報保護法の改正を目指しています。改正の焦点は、企業によるデータの利活用が可能になる道筋を明らかにしながら、ユーザー本人に無断で第三者へのデータ提供がなされたり、同意なしに本人特定ができない仕組みを作ることです。 携帯電話やインターネットの利用履歴、公共交通機関の乗降データ、カーナビで記録される位置情報など、膨大な量の「個人に関する情報」が記録されるようになっています。こうした「ビッグデータ」の活用は、日本の産業競争力を高める意味でとても重要です。 法改正に際しては、「個人情報」と「個人に関する情報」の違いが議論となりました。「個人情報」とは、氏名、性別、生年月日、職業、家族関係などの事実に係るもの。一方、「
素敵だと思うわけです。 あとで告知しますが、私も個人に関する情報について大綱にあわせてプレジデントに寄稿したわけなんですが、現実はベネッセを超えてはるかに前進していってしまいました。困ったものです。 「個人情報」は同意なしに使ってもいいのか http://president.jp/articles/-/13001 読売新聞の記事はこちら。 知らぬ間に履歴提供…ヤフー・Tポイント相互に http://www.yomiuri.co.jp/it/20140715-OYT1T50140.html また、強烈な記事も時をおかず配信されています。 個人情報、無条件「OK」1割未満…不安根強く http://www.yomiuri.co.jp/economy/20140715-OYT1T50151.html 設問にもよりますが、商品のバーゲンで個人情報を収集することについては何らか告知する方法を考えない
昨日、例によって神田憲行さんと東京ドームにヤクルツ戦を見物にいったんですよね。そしたらなんか、リクルートのやってる「R25」とかいうタイアップでビールが半額だったんです。そりゃたくさん飲むじゃないですか。ありがとう、リクルート。原稿依頼も特に無いからR25には何の借りも恩もねえけど。まあ実質ビール3杯ぐらいおごってもらったという感覚で気持ちよく野球観戦をしてたわけです。 先発は例年類稀な10勝10敗力を発揮するヤクルト石川と、故障明けで再起を目指す内海という冴えない両左腕だったわけですよ。っていうか、リハビリにヤクルト戦での先発をチョイスする原監督の期待を一身に受けて、スワローズも5番飯原、6番野口という左右病を満喫できるオーダーで迎え撃つわけです。「接待」というのはこういうのを言うんですかね。でも、ふたを開けてみるとなんだかんだで飯原野口も機能して、内海以下巨人の繰り出す若手投手陣を粉砕
メルマガでも書いたんですが、ちょっと例の集団的自衛権の閣議決定を強行したことで明らかに安倍政権に対する支持の構造が劣化したように感じられるのでメモ風に。 興味関心の部分においては細谷雄一さんのブログに概要までは書いてありますけれども、中韓首脳会議前にブチ込みたかった件や公明党との鍔迫り合いその他で「この時期しかなかった」というのは分からないでもないんですけどね。 集団的自衛権の行使容認に関する閣議決定 http://blog.livedoor.jp/hosoyayuichi/archives/1865199.html 速報その他については読売が書いてますが…。 内閣支持率、5割切る…政府・与党に衝撃 http://www.yomiuri.co.jp/politics/20140703-OYT1T50197.html アメリカなどと違い、日本の場合は投票に行く人と行かない人との差はあまり考慮
「とくダネ!」で子供用ハーネス(迷子紐)特集。スタジオ出演者は否定的なコメントでツイッターではこの取り上げ方に怒り・疑問の声多数。この事態にコメンテーターとして出演していたやまもといちろう氏がなぜか絡みにいきます。
タイトルを読んだときは「釣りだろう」と思っていたら、全文読んで何ともいえない気持ちになりました。 徴兵制を導入した方がよいかもしれない - 森永卓郎 http://blogos.com/article/86396/ 集団的自衛権の問題については、左翼業界が盛り上がっているだけでなく国民全体が公論の中で決定していくべき事項であることは同意であり、そういう問題についてなかなか当事者意識をもてない日本人が増えているのは分かります。そういう人に対して、戦争の恐ろしさを知らしめるべく徴兵制を取るのだというショック療法もまたありと逆説的に森永氏は主張しているのでありましょう。 [引用] 戦後、日本が一番評価されてきたことは、日本が一度も他国を侵略をしていないこと、自衛隊員が誰一人殺していないことだ。その評価を解釈改憲は、打ち壊そうとしている。 ところが、これだけの重大な事態が進んでいるのにもかかわら
朝日新聞が最近公衆衛生や医療方面で興味深いネタを快調に連発しているわけですが、今度は診療報酬の不正請求ネタです。 厚労省、半数の調査放置 診療報酬、不適切請求の疑い 対象、8000医療機関 http://digital.asahi.com/articles/DA3S11128638.html [引用] 厚生労働省が毎年、診療報酬を不適切に請求した疑いがあるとして調査対象に選んでいる全国約8千の医療機関のうち、実際には半数程度しか調査せず、残りは放置していることが朝日新聞の調べで分かった。 調べで分かったんですかそうですか。 記事最後になぜか古賀茂明が出てきて語っているあたりで台無し感がありますが、J-ADNIの件然り、何が起きているんでしょう、厚労省。いや、何も起きていないのかもしれませんが。 ちなみに、秋田県や四国4県は100%とのことですが、過疎の地域は調査がしやすいというよりも、地元
8割は中国に対して「親しみを感じない」 右傾化、してますか? 「右傾化している」とメディアで評論される機会が増えたのは間違いありませんが、一人ひとりを指差して「あなた、右傾化していますね?」と問われれば、「いいえ、私は違いますよ」と答える人は多いでしょう。 例えば、2014年2月の都知事選。巷では、その経歴や発言内容から「ネトウヨ(ネット右翼)候補」と揶揄されもした元航空自衛隊幕僚長の田母神俊雄氏が、61万票を獲得し4位となりました。出口調査では若い世代からの得票が多かったことから、「若い世代の右傾化が深刻だ」という一見もっともらしい選挙分析が出ました。実際には20代、30代の投票率は低く、彼らの得票を最も集めたのは当選した舛添要一氏であり、むしろ全体の傾向としては「田母神氏の主張した過激な極右的政策は必ずしも国民に浸透しておらず、当落線上ですらない61万票程度しか確保できなかった」という
熊手ショーック 借金の使途「かなり大きい熊手」 渡辺代表会見3 http://www.asahi.com/articles/ASG3X0512G3WUTFK00S.html 渡辺喜美氏、8億円の借金で「熊手買った」が話題に http://www.huffingtonpost.jp/2014/03/27/watanabe-yoshimi-kumade_n_5046648.html まあ、DHC吉田さんからの借り入れが全額熊手に回ったわけではないでしょうから、どんだけ熊手なんだという気もするわけなんですが、この辺の祭事に詳しくない私は思わず「熊手って… 神社とかで使ってる、落ち葉集める櫛のような箒のことだよな?」とググりながら考えてしまいました。 みんなの党に関しては、2年ぐらい前から焦げ臭い話が幾つかありましたが、まさか党設立時点からのメインスポンサーの一人が実名で暴露という状態に陥るとは思
以前からヤバめの匂いを放出していた宋文洲方面ですが、どういうわけか尖閣諸島の問題を挟んで福島香織女史に中傷をぶちかまし、結構盛大に煙を上げていたので見物に逝きました。 何と言うか、以前からあれこれありましたが、今回はここまでやりおったか、という気分です。 福島香織さん、 宋 文洲 氏に絡まれる http://togetter.com/li/597408 評論家・宋文洲氏の言論抑圧的個人攻撃があまりにもひどすぎる件について http://kinbricksnow.com/archives/51880026.html 確かに福島女史のTwitterでの発言においては、誤解されやすい文言や、誤認も一部含むことがあるようです。福島女史がかつて「中国の産廃事業が技術的に進んでいる」と発言していたのを見て、過去に日本企業やドイツ企業などがかなり懸命に中間処理も含めた技術移転をし、それでも中国固有の問題
少なくとも12月から1月にかけての解散を野田首相が決断したといってもいい状況だと思うのですが、メルマガにも一部経緯は知る限り書きますものの一応。 どうも途中から幹事長の輿石東さんが外されたのか、あるいは幹事長としての調整能力が乏しいということなのか、あるいは納得づくで置物役を買って出ていたのかは知りませんが、民主党本部は10月末からテレビ広告の枠取りを始めておりまして、テレビ局各社は結構早い段階で12月16日投開票の可能性を聴いて回っておられたように思います。 一方で、自民党は1月20日または27日投開票の可能性が高いとして対策を打ち、また石原新党(太陽の党だそうで)や日本維新の会はほとんど確たる情報が取れていなかった模様。まあ、新党立ち上げのタイミングで突入する解散の情報がタイムリーに入っているわけもないとは思うわけですが。知っていたのは結局クソ扱いしていた旧たちあがれ日本だけで、橋下徹
あまりにもハーツオブアイアン3(HoI3)が楽しすぎて、睡眠時間削ってプレイしまくっているんだぜ。 今作品は弱小国に厳しく、私のような弱小スキーなプレイヤーには厳しく、今回出た『ゼア・ファイネスト・アワー』でもそのあたりはまったく改善されておらず、滅亡して派枕を涙で濡らす日々なのであります。 【山本一郎】「ハーツ オブ アイアンIII」ブルガリア繁盛記(前編) http://www.4gamer.net/games/062/G006240/20130311026/ ハーツ オブ アイアンⅢ http://ow.ly/iQJVI そんなわけで、どこまで弱小ならギリギリ生き残れるのか? という探究心の果てに、ブルガリアなら大丈夫なのではないかと考えてプレイレポートを作成してみたのです。結論から言いますと、ひとつ間違えるとちゃんとブルガリアは滅亡します。そこを、プレイテクニックや手練手管でどうに
最初にお断りしておきますが、調査結果に対して反論するものではありません。 「人の好みにクチコミは効かない」──ハーヴァード大学チームの研究結果より http://wired.jp/2011/12/26/%E3%80%8C%E4%BA%BA%E3%81%AE%E5%A5%BD%E3%81%BF%E3%81%AB%E3%82%AF%E3%83%81%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%81%AF%E5%8A%B9%E3%81%8B%E3%81%AA%E3%81%84%E3%80%8D%E2%94%80%E2%94%80%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%B4%E3%82%A1/ Social selection and peer influence in an online social network http://www.pnas.org/content/early/2
たぶん、あさってには忘れられるニュースなんだけど、構造自体は数年以上にわたって連続的に起きていた結果だ、ということも多いんですよ。 事実関係は、もうこのエントリーでほとんど言い尽くされているのです。あとは、より深いレイヤーの部分の問題だけ。 音楽業界はどうヤバくてどうヤバくないかの話 http://magamo.opal.ne.jp/blog/?p=545 で、お題となったニュースは「音楽市場において、ライブやコンサートの売り上げがCD、DVDなどの円盤売り上げを超えました」という話。ぶっちゃけリンクなんかいちいち貼るまでもなく、そんなの当たり前だと思ってた。CDなんて、買わないでしょ音楽好きな人だって。 ドリルを買う人は、ドリルが欲しいのではなくて穴を開けたいのだ、という理屈に近い。厳密にはもちろん違うけど。でも流通経路が変わり、割高な装置産業よりも簡便にダウンロードできれば欲しいものが
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