過疎化・高齢化が進む徳島県美波町で地域活性に取り組むベンチャー企業あわえが1月29日、事業構想を発表した。写真や歴史資料のデジタル化やネットでの口コミを狙った地域産品のブランディングなど、地域の価値や魅力をITの力で伸ばし、発信することを目指す。成功事例やノウハウを重ね、日本全国、そして世界へ広げていければと話す。 あわえは、サイファー・テックの吉田基晴社長が昨年6月に立ち上げたベンチャー企業。社長が生まれ育った徳島・美波町を拠点に地域活性を推進する事業を行っている。創業のきっかけは、東京での生活に「味気なく、リアリティがない」と感じていた吉田社長が社員のクリエイティビティを刺激する場所として、豊かな自然や歴史を感じる同町にサテライトオフィス「美波Lab」を開いたこと。趣味と仕事を併存させる働き方をとり、地域の住民と生活・交流する中で、地方都市が抱える課題が見えてきたという。 ITの力を通
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