8月17日(日)の深夜に放送された NNNドキュメント'14 の「歴史に挑む高校生 日韓 40年目の修学旅行」は同じ読売の「たかじんのそこまで……」とか「ミヤネ屋」のスタッフに正座させてみせたい番組だったのだが、少し気になるところもあった。番組の半ばほど、韓国人の友人2人と居酒屋で歓談している日本人留学生の様子がインサートされるのだが、その部分は彼の次のような発言で締めくくられる。 いま、日本も韓国も会話が少ないじゃないですか。それが問題だと思っていて、こうやって会話をしながら、お互いに理解を深めていくことが大事なんじゃないかな、と僕は思うんです。ま、そのときに意見が食い違う時ももちろんあるのは仕方ないじゃないですか。違う国で、違う文化で、歴史の教育の仕方も違うので。だからそういう部分は仕方ないとして、こうやって対話を通してお互い理解を深めてゆくことがまず、解決するための土台というか、ベー