参院予算委員会で維新の党の小野次郎幹事長代理から、「わが軍」発言についての質問に答える安倍晋三首相=27日午後、国会・参院第1委員会室(酒巻俊介撮影) 安倍晋三首相は27日の参院予算委員会で、20日の参院予算委で自衛隊を「わが軍」と発言したことについて「共同訓練に関する質疑の流れの中で答えた。相手国である他国軍との対比をイメージして自衛隊を『我が軍』と述べた。それ以上でもそれ以下でもない。自衛隊は私の軍隊とは違う」と答えた。 また、首相は平成23年10月25日の衆院安全保障委員会で、民主党政権の一川保夫防衛相が「外国から攻められれば戦うという姿勢だから軍隊という位置付けでも良い」と答弁していたことも合わせて紹介した。
下村文科相辞意漏らす? 首相慰留「辞めちゃ駄目だ」、献金問題 2015年03月06日(最終更新 2015年03月06日 03時00分) 下村博文文科相写真を見る 支援組織の任意団体「博友会」をめぐる献金問題で厳しい追及を受ける下村博文文部科学相。3日、一時辞意を漏らし、夜の首相公邸で安倍晋三首相が「辞めちゃ駄目だ」と強く慰留した-。複数の政府、自民党関係者がこう証言した。 順調に推移した第2次政権だが、昨年10月に小渕優子前経済産業相、松島みどり前法相がダブル辞任。第3次政権でも今年2月に西川公也前農相も辞任した。下村氏が辞任に追い込まれれば4人目だ。 第1次政権では閣僚4人が「ドミノ倒し」のように次々と辞任し、首相は在任わずか1年での退陣を余儀なくされた。首相の脳裏には今、同じ悪夢がよぎる。4人目の辞任となれば、政権は危険水域に突入する。 しかも、これまでの3閣僚と比べ、下村氏は第1次政
大阪・鶴橋など各地で続くヘイトスピーチ(差別的憎悪表現)。中傷の対象にされている在日コリアンはどう感じているのだろう。NPO法人が関西在住の16人から聞き取り調査したところ、在日の人々が心の傷を受けている実態が浮かび上がった。「日本社会が変わってしまった」と戸惑う人も少なくない。 調査したのは弁護士や研究者ら700人超でつくるNPO「ヒューマンライツ・ナウ」(東京)。メンバー7人が4~7月、個別に面談して体験を聞き、11月にまとめた。 10代の女性は、ネットでヘイトスピーチの動画を見ても「別世界のこと」と感じていた。街頭で初めて目にした時、衝撃を受けた。話し合おうと参加者に声をかけると、「あなたはこの国に必要ない。帰ってください」と言われた。 50代の男性は、大阪・鶴橋で昨年2月にあった街頭宣伝を動画サイトで見た。中学生くらいの少女が拡声機で「鶴橋大虐殺を実行しますよ」「いい加減帰れー」と
菅義偉官房長官は19日午後の記者会見で、英国・スコットランドで行われた独立を問う住民投票で独立反対が過半数を占めたことについて、「政府としてコメントすることは差し控えたい。大きな混乱がなくてよかった」と述べた。 菅氏は、沖縄県でも独立や自治権拡大を求める声があることについて問われると、「日本では英国のように帰属を決めるというところまで歴史的にはなじんでいない」と、否定的な見解を示した。 11月の沖縄県知事選への立候補を表明している下地幹郎・元郵政民営化担当相が、沖縄独立を問う県民投票の実施も視野に入れていることについては「いろんな方が出て、いろんなことを言えるのが、民主国家としての日本の選挙制度なんだろう」と話した。
金子やすゆき札幌市議が炎上している件について,出遅れたけど改めて書いておく。経緯についてあとで補足するかも。取り敢えずここで槍玉に挙げるのは彼のブログでの発言のみであり,調査不足からツイートは参照していない。今後ツイートや彼の周辺の言説を拾っていきたいとは思うが,現段階ではブログのみに基づいた批判しかしていない。しかしそこだけでも,これまで散々批判してきた典型的なアイヌ否定論が多々見受けられ,既にお腹いっぱいであり,つまりはこの市議がアイヌに関してなんらの識見も持っていないことが如実に示されてしまうのである。 以下,逐次発言を検討してゆく。我が国では戸籍や住民票へ「アイヌ」との表記はありません。「アイヌ」を法的に証明する根拠が現行法にないのです。アイヌ施策に関するツイートについて: 札幌市議会 金子やすゆき ホームページ その謂でいえば当然「日本民族」なるものも法的に無根拠なことになるが,
ウクライナ西部リビウ(Lviv)にある人気レストランの男子トイレの小便器に貼られたウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)露大統領の顔と強いののしり言葉「Huilo」が書かれたステッカー(2014年7月25日撮影)。(c)AFP/YURKO DYACHYSHYN 【7月25日 AFP】写真はウクライナ西部リビウ(Lviv)の人気レストランで、男性用トイレの小便器に貼られたウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)露大統領の顔と、強いののしり言葉「Huilo」が書かれたステッカー。 米国防総省高官は25日、ウクライナに対するプーチン大統領の軍事介入により、ウクライナではナショナリズム感情があおられており、そうした感情が地域一帯に広がることにより予測不可能で危険な結果をもたらす恐れがあると警告した。(c)AFP
東京都議会で晩婚化対策を質問していた塩村文夏(あやか)都議(35)が「自分が早く結婚すればいいじゃないか」とヤジを浴びた問題で、自民党の鈴木章浩都議(51)が23日、自身の発言だったと認めた。吉原修幹事長は「ご迷惑をおかけしました」と謝罪。鈴木都議は会派離脱を申し出た。 同日、都議会自民党の議員総会が開かれ、終了後、報道陣から「名乗り出るのか」と問われた鈴木都議は「はい」と述べた。 18日の都議会では、塩村都議が「女性が一人で妊娠、出産、育児で悩んでいる」と質問したのに対し、「早く結婚すればいい」とのヤジが飛んだ。塩村都議は鈴木都議らの座席近くからヤジが聞こえたとし、自民内からも「鈴木都議のヤジ」という声が出ていた。自民党の石破茂幹事長が21日、「速やかに私ですと言って、おわびをすることが必要だ」と言及していた。
水俣病語り部に差別電話 会長宅「そんなに金欲しいか」 [熊本県] 2014年06月08日(最終更新 2014年06月08日 03時00分) 水俣病認定患者で熊本県水俣市立水俣病資料館「語り部の会」会長(56)の自宅に5月、「そんなに金が欲しいのか。(水俣病の)被害者のふりをして。もうやめんか」などと中傷する電話が計3回かかっていたことが7日、分かった。会長は「根深い水俣病への差別や偏見が現在もある。全ての被害者に対する侮辱行為で、行政は人権問題として啓発に力を注ぐべきだ」と訴えている。 会長によると、電話があったのは、水俣病犠牲者慰霊式が同市で開かれた5月1日。午後9時前、テレビで慰霊式に出席した会長の姿が放送された直後に電話が鳴り、会長の妻が出たところ、男性の声で一方的に中傷してきたという。妻が身元を尋ねたところ「福岡」と言って切れた。 午後10時すぎまでに同じ男性とみられる電話がさらに
安倍晋三首相の靖国神社参拝をめぐり、首相周辺の「失言」が相次いでいる。衛藤晟一首相補佐官が参拝を批判した米国に反発する発言を撤回したのに続き、米紙は首相の経済ブレーンである本田悦朗内閣官房参与が靖国参拝を称賛したと報道。与党内からは「政権のおごりに映る」(公明党幹部)と懸念が強まった。政権失速につながりかねないとの声も漏れる。 「特攻隊は『亡くなったら靖国で会おう』ということで死んでいった。だから、靖国は日本人にとって特別だということを説明しようとした」。本田氏は20日、米紙に対する発言の真意を記者団に説明。菅義偉官房長官は記者会見で、本田氏が米紙に抗議したことを明らかにし、米紙が記事内容の修正に言及したと強調した。 政権幹部は火消しに躍起だが、安倍政権中枢の歴史観に諸外国が疑念を抱いている現状は否めない。民主党の岡田克也元代表は20日、記者団に「従来、政府が考えてきた歴史認識と全く違う立
日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長は10日、大阪都構想の制度設計を行う府市の特別区設置協議会(法定協)のメンバー構成について「市長と知事が(採決で議員と同じ)1票しか持たないのはおかしい。二元代表制というなら知事市長枠10票、議会枠10票にしないとおかしい」と不満を述べ、出直し選でメンバー交代を争点にすることを改めて強調した。 法定協メンバーは市議、府議計18人に橋下氏と維新幹事長の松井一郎知事を加えた計20人で、うち維新は10人。橋下氏は維新側が前回の知事市長選で勝ち、府議会選で過半数の議席を獲得したことに言及し、「維新が法定協で過半数を取らないとおかしい」と語った。 橋下氏は都構想の住民投票が府市両議会の否決で行えなかった場合は来春の統一地方選で都構想の是非を問うことを改めて主張。 「統一選までに大阪都の設計図を見せなければ、無駄な選挙になる。僕らの一方的なスケジュールではない」と訴
麻生副総理は29日、都内で開かれた講演会で憲法改正について、「狂騒、狂乱の中で決めてほしくない。落ち着いた世論の上に成し遂げるべきものだ」と述べた。 その上で、ドイツでかつて、最も民主的と言われたワイマール憲法下でヒトラー政権が誕生したことを挙げ、「ワイマール憲法もいつの間にかナチス憲法に変わっていた。あの手口を学んだらどうか。(国民が)騒がないで、納得して変わっている。喧騒(けんそう)の中で決めないでほしい」と語った。
日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長が、市役所の登退庁時などに立ち止まって取材を受ける「ぶら下がり取材」を拒否していた問題で、橋下氏は20日、「自分のメンツで色々理由をつけて再開しなければならないぐらいなら、早く再開した方がいい」と述べ、従来通り取材に応じる意向を明らかにした。 橋下氏は、いわゆる従軍慰安婦問題について「当時は必要だった」と発言したことを巡り、17日夜の退庁時、発言の真意を確認しようとした記者団に対し、「一言一句全部チェックしようというなら(ぶら下がり取材を)やめる」と宣言。18、19日に予定されていたぶら下がり取材を取りやめた。 この日、退庁時に取材を受けた橋下氏は「記者とのやりとりの中で真意が分からないことがあれば、ただしてもらえれば答える」と話した。
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