月内で退任する意向を固めている理化学研究所の野依良治理事長の後任について、前京都大総長の松本紘(ひろし)氏(72)を軸に政府が調整していることがわかった。理研理事長は閣議了解を経て文部科学相が任命する。 松本氏の専門は宇宙プラズマ物理学。昨年9月まで6年間、京大総長を務めた。幅広い活動を評価に加える「特色入試」を導入し、5年一貫制で文系と理系が融合した新しい大学院を設立した。 国立大学協会会長も務め、文科省の科学技術関連の委員も歴任、政府の施策にも関わってきた。
![理研理事長は松本前京大総長で調整 政府、野依氏の後任:朝日新聞デジタル](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e3ca10673ca943e26cb6bd295a698cb03bc2ec80/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.asahicom.jp%2Fimages%2Flogo_ogp.png)
STAP(スタップ)細胞の論文不正問題で、理化学研究所は、捏造(ねつぞう)など不正4件を認定した小保方晴子・元研究員(31)の刑事告訴はしない方針を決めた。 近く理研の不正防止策などに対する評価をまとめる外部有識者らの「運営・改革モニタリング委員会」も、告訴見送りを容認する見通し。STAP問題は、昨年1月の論文発表から約1年2か月を経て、不正の経緯に謎を残したまま、真相究明を終えることになる。 理研は先月、小保方氏を「懲戒解雇相当」とする処分を発表。「STAP細胞は、別の万能細胞であるES細胞(胚性幹細胞)が混入したもの」とした昨年末の調査結果に基づき、小保方氏を含む誰かが理研のES細胞を盗んだ可能性などを検討した。 しかし、関係者によると、保管中のES細胞は誰でも持ち出せる状態で、混入の経緯は突き止められていない。理研が弁護士と相談した結果、故意ではなく器具の誤操作で混入した可能性
理化学研究所(理研)バイオリソースセンター(茨城県つくば市)は二十六日、胃がんの細胞として研究用に提供していた細胞が、実は十二指腸がんの細胞だったと、ホームページで公表した。
精密機器大手のリコーは、社員の残業時間を減らすため、来月以降、午後8時から翌日の午前8時までの勤務を「原則として禁止する」とした新たな勤務制度を導入することを決めました。 リコーは来月以降、勤務時間を柔軟に設定する「フレックスタイム」制度を導入するのに合わせて、残業時間を減らすため、新たな勤務制度を導入することを決めました。 新しい制度では、管理職や工場に勤務する社員を除く入社4年目以上の社員に、午後8時から翌日の午前8時までの勤務を原則として禁止します。対象になるのはおよそ8000人で、リコーの社員の8割に上ります。 事前に申請すれば午後8時以降も残業ができ、残業代も支払われますが、残業の回数が多い社員には今後対策も検討し、残業時間を減らしたいとしています。こうした制度を通じて、リコーは、社員の生活に配慮し業務効率を高めるほか、残業代の削減につなげたい考えです。 残業については、大手商社
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