独ベルリン(Berlin)でインタビューに応じるコンピューター・コンサルティング会社Auticonのディルク・ミュラー・レムス(Dirk Mueller-Remus)社長(2013年5月30日撮影)。(c)AFP/JOHANNES EISELE 【6月3日 AFP】ドイツ・ソフトウエア大手のSAPは先月、自閉症を抱える人々数百人をIT専門家として雇用する計画を発表したが、ベルリン(Berlin)にある小さなコンピューター・コンサルティング会社Auticonは特にこの知らせを歓迎している。 Auticonは自閉症を抱えて暮らす人々の雇用では先駆的で、すでに17人を雇用している。自閉症疾患の特徴として、社会的な交流に困難を抱えるが、特定の分野で並外れた才能を発揮する点が挙げられる。 企業向けソフトウエアを手掛けるSAPは5月、インドとアイルランドで試験プロジェクトを行った後、自閉症を抱える人々