新学期を間近に控えた4月2日。東京・JR渋谷駅からほど近いビルの一室に集まったのは学年が異なる4人の小学生だ。若干緊張した顔持ちの子どもたちに講師が声をかけてリラックスさせていく。「みんなどんなロボット作りたい?」「くま!」「お仕事するやつ」。たくさんのレゴブロックを使って始まったのは、プログラミングで動く「ロボット作り」──ここは子どもが学べる“ITものづくり教室”なのだ。 東京・渋谷にオープンした「Qremo」は、高校生までを対象とした子ども向けのものづくり教室。レゴブロックやモーターを使ったロボット作り、3Dプリンタやレーザーカッターでオリジナルアクセサリーのデザイン、教育用プログラミング言語「Scratch」を用いたゲーム制作、名刺サイズのコンピュータ「Rasberry Pi」とカメラ、LEDで電子工作――などの多彩なコースが設けられている。
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