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こんにちは、太田です。今回から、Ajaxと呼ばれるような非同期な通信処理を行うJavaScriptについて解説していきます。今回は特にJSONPについて基礎的な部分を解説します。 JSONとは JSONについては第9回でも少し触れていますが、改めて解説します。 JSON(JavaScript Object Notation)はJavaScriptから生まれたデータ記述フォーマットで、真偽値、数値、文字列、null値の組み合わせを持ったハッシュか配列かその両方で構成されます。 JSONはそのシンプルさから多くの言語でネイティブにサポートされており、特にウェブ関連ではポピュラーなデータフォーマットです。 JSONのサンプル(配列) ["aaa", "bbb", "ccc"] JSONのサンプル(ハッシュ) {"aaa":1, "bbb": 2, "ccc": 3} JSONのサンプル(ハッシュ
前回の「フォーム」に続き、jQueryの特別な機能を解説します。今回取り上げるのは、「Ajax」を利用するための機能です。 今さら聞けない「Ajax」とは? 「Ajax」(エイジャックス)は 「Asynchronous JavaScript + XML」の略で、あえて日本語にすれば「JavaScriptとXMLによる非同期通信処理」といった意味です。難しく聞こえますが、JavaScriptでWebページを切り替えずにサーバーとデータをやりとりすることです。JavaScriptでサーバーのデータを取りに行けば、ページを切り替えずに画面の一部を書き換える、といった処理ができるようになります。 WebブラウザーはWebページを表示するために、サーバーからHTML/XHTML(以下、特に断りのない場合はHTMLと書きます)ファイルを取得し、取得したHTMLを解釈して描画(レンダリング)します。通常
HTML5でサイトを高速化─wri.peで学ぶ、イマドキのWebアプリの作りかた(後編) 増井 雄一郎(FrogApps, Inc.) 前回の記事では、 wri.peの紹介と、HTML5のApplication Cacheを使ったHTMLや画像などの読み込み高速化の話をしました。今回は、Web StorageのlocalStorage/sessionStorageを使い、Ajax通信部分と表示の高速化を行う手法を説明しましょう。 localStorageを用いた通信と表示の高速化 前回のApplication Cacheで、HTMLの読み込みが高速化されました。これでも十分速くはなったのですが、画面に全ての情報が表示されるまでには、ちょっと時間がかかります。 wri.peではメモの一覧や、メモ本体の読み込み・保存はXHR(XMLHttpRequestの略。Ajax通信で使うモジュール名)を
iOS6出た! iOS6が出来ましたね。社内ではiPhone5を入手した社員がLTEの速度に驚いていました。私はまだiPhone4Sですが、iOS6にして新しい機能を楽しんでいるところです。さて、iOS6にしてSafariの仕様が変わって困ったと言った投稿が海外のフォーラムで挙っています。それも、基本的なPOST通信についてです。これは困ったということで、動作を確認して対策方法についてシェアしたいと思います。 どんな時にPOSTをキャッシュする? まずはどんな状況か確認してみたいと思います。 Cache-ControlもExpiresも無い場合 : iOS6 Mobile SafariはPOSTをキャッシュする Cache-Control max-age=0指定 と Expires指定 : iOS6 Mobile SafariはPOSTをキャッシュする Cache-Control: no-
この記事は、日経SYSTEMS 8月号に掲載された連載「新野淳一の技術インパクト」第5回のオリジナル原稿をPublickey掲載用に編集したものです。Publickeyでは日経SYSTEMS編集部との合意を得て、雑誌発行から一定期間後に記事をPublickeyに掲載しています。 JavaScriptは1995年の登場から何年にもわたって、Webページにちょっとした動きを与えるための簡易なプログラミング言語とみなされてきた。しかしいまやJavaScriptはモバイル向けアプリケーションの開発、業務アプリケーションのフロントエンド開発、そして大規模なWebアプリケーションのサーバサイドプログラミングなど、あらゆる分野での活用が始まりつつある。最も注目を集め、急速に適用分野を広げて進化しているプログラミング言語だ。 業務システム開発の視点で見れば、今後の開発言語としてJavaScriptが有力候
彼女とMacBookを並べてコーディング。 ようやくRailsの開発を一人で出来るようになった彼女が、俺に突然質問を投げかけた。 「ねぇ、WebサービスのPushってどうやって実装するの?」 「一般的には3つの方法がある。」と俺は答えた。 「クールな順にWebSocket、次にコメット、最後にポーリングだよ」 彼女は目を輝かせながら「それでそれで?!」と説明を求めてくる。 「ポーリングは、一定の時間ごと、たとえば3秒ごとにAjaxでサーバにリクエストを送って新着の情報が無いか問い合わせて、もし新着があれば処理を、なければスルーして次の問い合わせに備えるPush通知の実装だ。手軽に実装できる反面、新着がない多くの時間常にリクエストを送り続けることになるので無駄が多い。大規模なサービスで実装すれば、それだけでDDoSっぽくなっちゃう。また、リアルタイムも厳密には実現できなくて、MAXでポーリン
2010年08月03日21:30 カテゴリ書評/画評/品評iTech Objective-C不要! - 書評 - iPhoneアプリケーション開発ガイド オライリー矢野様より献本御礼。 iPhoneアプリケーション開発ガイド Jonathan Stark / 増井俊之監 / 牧野聡訳 [原著:Building iPhone Apps with HTML, CSS, and JavaScript] これだ! こういう本が、欲しかった! iPhone向けに何か作りたい。でもObjective-Cは敷居が高い。App Storeで大もうけしたいわけじゃない。でもiPhone向けのWebサイトを作るだけじゃちょっと物足りない。 そんな私のような人のためにうってつけの一冊が、これだ。 本書「iPhoneアプリケーション開発ガイド」という題名は、ちょっとミスリーディングだ。原著の"Building i
2007年04月25日12:00 カテゴリLightweight LanguagesBlogosphere Digest - 今日にでも使うべきJavaScriptの7つのテクニック 良質の記事だけに全訳したかったのだけど、時間もないので紹介と抄録。 Digital Web Magazine - Seven JavaScript Techniques You Should Be Using Today サンプルコードは、適宜書き換えてあります。 1. Branch when possible - 分岐はなるはやで これは実例を見た方が早いでしょう。クロスブラウザー対応のaddListener()を考える。機能だけを考えれば、以下でOK。 function addListener(el, type, fn) { if ( window.addEventListener ) { el.addE
jQuip - jQuery in parts :: Builder jQueryの必要なところだけを取り出せる「jQuip」。 ajaxの機能だけを使いたいのに、全部インクルードしちゃうのは回線のムダでパフォーマンスにも影響しますね。 ということでajaxの機能だけとかcssの機能だけといった風にチェックボックスでチェックすればコードをWEB上で取得できてそのままコピペで使えるというものです。 サイト上でminifyしたり逆も可能です。 いらない機能は読み込みたくないものですがこれはナイスですね 関連エントリ 円形で回転するタイマーを実装できるjQueryサンプル Twitter OAuth認証をポップアップで行うjQueryプラグイン 良い感じで動作するニュースティッカー実装jQueryサンプル
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