300Wまでという規定を無視した野心作 Radeon R9 295 X2 まずは前回のロードマップからのアップデートだ。2014年4月、AMDはウルトラハイエンドとも言うべき、「Radeon R9 295 X2」を発表した。 これまでデュアルGPU構成のビデオカードは例外なくコアやメモリーの動作周波数を落としていた。これは最大でも300WまでというPCI Expressの規定(正確にはPCI Express Card Electrical Mechanical Specificationという仕様)に、カード1枚あたりが利用できる消費電力は最大でも300Wまで、と規定されているためだ。 消費電力が大きければその分発熱も多いわけで、300Wというのはおおむね現実的に上限とみなされ、この枠にデュアルGPUを押し込もうとすると、どうしても動作周波数と供給電圧を下げるしか手がない。 ところがRad

