実は最初に発見されたのは2000年のことであるが、ノーフォークに広く分布するヒメツチグリの1種であるとして、新種とはみなされていなかった。 それから15年が経って、スペインの菌類学者がDNA配列を検査したところ、ヒメツチグリのものとはわずかに異なることが確認された。 「新種を発見していたなんて本当にウキウキしました。いつもなら専門家を疑ったりはしないのですが、やっぱり違うんじゃないかと思って。毎年その場所に行っていたんですが、かならず生えていました。そこに行ってこっそり大きなキノコを見ていたのが私1人だけだったなんて驚きますよね。」 リベットさんが最初に発見して以来、ノーフォークではさらに3本の標本が採取され、ハンプシャーとウェルシュ・ボーダーズでも発見されている。