日本IBMが野村ホールディングス(野村)および野村証券から、システム開発を巡って約33億円の損害賠償を求める訴訟を起こされていることが明らかになった。日本IBMはスルガ銀行との間でも係争を抱えており、顧客企業が相次ぎ巨額の賠償請求を求めて日本IBMを訴える事態となっている。背景を探ると日本IBMの「変質」が浮かび上がる。「野村インサイダー事件が原因」と反論訴状によると、野村は個人が資産運用を
2013-07-23 人月 入社する前からずっと人月について考えてる。 10年くらいずっと人月disられてるのに何でなくならないのか疑問だったけど、詰まるところは発注側(顧客)がソフトウェアを定量化して評価できないから労働対価という形で契約を結ばざるを得ないんだと思う。受託開発は顧客がコミットしてくれないと絶対良いものにはならないし、現状そういう姿勢を持ってるのはネット系のスタートアップが多いからソニックガーデンとか永和の価値想像契約とかが成立するんだろう。 でも大企業とかは悲惨で、特に金融とかはディフェンシブかつ丸投げでヤバいと思う。でもそういうリスクの保険屋みたいな感じで大手SIerが食えてるのも確かだと思う。そういう意味ではNTTデータとANAが成果報酬契約を結んだニュースは面白いなーと。 でも上記の様なモデルは昔は良かったんだけど昨今は通用しなくて、人月単価はどんどん下がって
「絶対落ちないシステムを作れ」という要件に、開発者たちはどう対応したのか。東証arrowheadの当事者が語る 「素人的に言えば、絶対落ちないシステムを作れ、というのがユーザーから見た要求条件」と発言したのは、東京証券取引所の株式売買システム「arrowhead」開発のプロジェクトマネージャ 宇治浩明氏。 東京証券取引所は2005年にシステム障害を起こし、取引が一時全面停止するという事態を引き起こしました。そのため2010年に稼働を開始した新システム「arrowhead」の開発では、高性能と高可用性という高い品質を実現することが絶対の目標となっていました。 東京証券取引所と、arrowheadの開発に当たった富士通。両社はどのように開発プロジェクトを通して高いソフトウェア品質を実現したのでしょうか? 9月9日、早稲田大学 西早稲田キャンパスで行われた日本科学技術連盟主催「ソフトウェア品質シ
特許庁は2013年3月15日、特許庁システム刷新の指針となる「特許庁業務・システム最適化計画」の改訂版を公開した。企業からの要望が強い中国語・韓国語対応の文献検索・翻訳システムは2014年度までにリリースする考え。その後もシステムを段階的に刷新し、2022年度の完成を目指す。 特許庁はこれまで、2004年に策定した業務・システム最適化計画を基に、2006年から2012年までシステム刷新プロジェクトを進めていた。だが計画は相次ぎ遅延、2012年1月には開発の中止を表明していた。 今回の新プロジェクトでは、開発工程を二つに分ける。前半の5年間、つまり2017年度までは、多言語の機械翻訳・検索システムの構築、新商標・新意匠など制度改正への対応、特許・実用新案の経過情報のリアルタイム提供といった、産業界からの要望が強い機能を集中的に開発する。そして後半の5年間で、複数のシステムに散在しているデータ
「SIで得るものはあるのか?」 おそらくここ10年以上、日本各地で自問自答された問いでありまして。かくいう自分もその一人であります。デスマの度に、ここまでやる意味はあるのか?赤字の度に、そこまでやる意味はあったのか? 思わなかった人はいないはずです。特にここ数年は、見るもの聞くもの、酷いプロジェクトが自分の周りでも多く、「いいから、そのまま回れ右」という行動パターンの機械学習全開です。(遠い目 他方、「構築をやらないと確実に実装力は落ちる」こういう声もあるでしょう。これもまた真実ではあります。特に、SIの中身丸投げモードのスイッチが入りっぱなしで液漏れ寸前なところは、もはや経験不足を通り越して「リバース・プロキシーって何をするんだっけ?」って真顔で聞くPMの方もいらっしゃる状態もありまして。実際にやらないとわからない、ということは普通におきます。特にアーキテクチャやインフラ周りは、そうなっ
私たちはソフトウェア開発を実践あるいは実践の手助けをする ことによって、よりよい開発方法を見つけだそうとしている。 この活動を通して、私たちは以下の価値に至った。 プロセスとツールよりも個人と対話に。 包括的なドキュメントよりも動くソフトウェアに。 契約交渉よりも顧客との協調に。 計画に従うことよりも変化への対応に。 すなわち、左側に書かれたことがらに価値をおきながらも、 私たちは右側に書かれたことがらにより価値をおく。 Kent Beck Mike Beedle Arie van Bennekum Alistair Cockburn Ward Cunningham Martin Fowler
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