ポップでキュートなバーチャル・アイドル歌手
等身大の3Dキャラクターが感情表現豊かに客と会話するデジタルサイネージが東京のアニメイト秋葉原で稼働している。キャラクターの名前は「さとうささら」。「CeVIO Vision」というシステムを使っている。 4月26日午後6時には無償の音声合成・歌声合成アプリケーション「CeVIO Creative Studio FREE」も公開された。このCeVIOというプロジェクト、素性がただものではないことは分かるのだが、どこが主体でやっているのかは不明だった。ようやくその実体が判明した。 稼働しているシステムをアニメイト秋葉原まで見に行ってみたが、MMDAgentを使った双方向音声デジタルサイネージである名古屋工業大学のバーチャル案内嬢「メイちゃん」と構成が似ている。真相を問い合わせみたが、もうちょっと待ってくれと言われて3カ月。ようやく取材が実現したのがつい先日のことだ。 話をうかがったのは、名古
11月7日、ヤマハからiPhone用の「VOCALOID first」というアプリが無料でリリースされました。これは、音楽知識がまったくない人、楽器が弾けない人、作詞作曲なんてしたことがない人でも、即、曲作りを体験することができ、誰でも2、3分もあれば曲が作れてしまうという非常にユニークなものです。 曲作りとか、DTMになんとなく興味はあるけれど、難しそうで……と思っていた人でも、これならば必ず作れてしまうという画期的アプリ。このアプリの開発には、以前記事でインタビューもさせていただいたゲームクリエイターの水口哲也さんがプロデューサーとして関わっているとのことですが、どんなアプリなのか紹介してみましょう。 誰でも簡単に作詞作曲できるアプリ、VOCALOID firstが無料で登場 起動すると、まずはテーマ選択の画面になります。 まずは作る曲のテーマの選択を行う 無料でダウンロードした状態で
もう十分うまく歌ってるんだから、それでいいじゃね? と思っていたが、プロの現場だってピッチやタイミングの修正をするのが普通になってる現在、歌ってそのままというわけにもいかんでしょ。調教できなくちゃ。CeVIO Creative Studio。 おしゃべり、歌の両方ができる無料版アプリ「CeVIO Creative Studio Free」の製品版が9月26日に発売されるというので、発売前に試してみた。このソフトには、おしゃべりをする3人のキャラクターと、歌えるキャラクターが1人いる。どちらもできるのは、「さとうささら」だけだ。おしゃべり専用キャラは、クールな少女「すずきつづみ」と、男性イケメンキャラ「タカハシ」。 バーチャルシンガー「さとうささら」を調教してみた CeVIO Creative Studioに関する詳細は以前書いた記事をお読みいただくとして、まずは、期待のソングトラック「調教
「初音ミク」や「がくっぽいど」など、キャラクター付きで売り出され、ヒットしてきたVOCALOIDソフトに、異色のラインアップが加わる。キャラクターなしのVOCALOIDソフト「VY1」だ。 開発したのはVOCALOIDエンジンを作ったヤマハ。同社はこれまで、サードパーティにVOCALOIDのエンジン部分を提供してきたが、今回初めて、音声データベースまで自ら手掛けた。 「(シーケンサーの)QY10のように、楽器として、キャラクター無しで訴求しようと考えた」――同社研究開発センター ネットビジネスグループ主任の木村義一さんは、その意図を説明する。 8月13日、「VOCALOID STORE」で予約受け付けがスタートし、9月1日に発売。価格は、ソフトのみの「標準パッケージ」が1万1800円、VY1を使った楽曲を収録したアルバムや特製Tシャツ、タオルなどを同梱した化粧箱入り「DXパッケージ」が1万
DTMソフトメーカーのインターネット(大阪市)は5月7日、歌手のGacktさんの声を元に作成した合成音声で歌わせることができるソフト「がくっぽいど」(GACKPOID)を6月中旬に発売すると発表した。同社Webサイトでサンプル音声の公開も始めた。価格は未定。 歌声合成ソフト「初音ミク」「鏡音リン・レン」(それぞれクリプトン・フューチャー・メディア製)同様、ヤマハの歌声合成技術「VOCALOID2」を活用した。Gacktさん本人の声を録音して作成した音声データベースから歌声を合成。指定したメロディーと歌詞で歌ってくれる。Gacktさんの声の特徴を保ちながら自然に歌えるよう調整し、「あこがれのボーカリストGackt様をプロデュースし、楽曲に息吹を与えられる」(同社)。 ミクやリン・レンと同様、声の音量やピッチ、明るさ、口の開き具合。ビブラートなども自由に調整可能。「ジェンダーファクター」をコン
歌声合成ソフトと言えばVOCALOID(ボーカロイド)シリーズだが、今やそれに次ぐ勢力と言えるのが、フリーソフト「UTAU」だろう。2008年3月の登場以降、徐々に進化を続け、ネット発の楽曲制作ツールとして独自の存在感を持つに至った。 VOCALOIDとの大きな違いは「中の人」を自前で作れること。指定された130個程度の音素を録音し、UTAU側で設定すれば、誰でも自分の声で歌わせられる。UTAUの魅力はそうした自由度の高さにあり、ユーザーが制作した音源、UTAUで作成された楽曲が大量に公開されている。 このようにVOCALOIDと比較されがちなUTAUだが、どうやら商用ソフトとはまったく異質の進化を遂げるに至ったようだ。その経緯を開発者の飴屋・菖蒲(あめや・あやめ)さんに伺っている。(以下、文中では飴屋さん) 音響信号処理は専門外だった ―― 飴屋さんは音響信号処理を研究されているとか?
ニコニコ動画好きなら、東方Projectの派生キャラクター「ゆっくり」の声はご存知のはず。 「SofTalk」(ソフトーク)という無償ソフトを使って作られた、独特の間延びした口調はまさに「ゆっくり」としか言いようがないわけだが、そのソフトークが使っている音源ライブラリの名を「AquesTalk」(アクエストーク)という。 またUTAU(関連記事)のデフォルト音声として有名な「唄音ウタ」、通称デフォ子の音源も、実はこのAquesTalkだ。 AquesTalkは株式会社アクエストが開発し、無償頒布している音声ライブラリ。元来組み込み向けに開発されたため、非常に容量が小さい。現在はAquesTalk2に発展したが、それでも音声データ込みでわずか約50KBという軽さ。これは競合するものがない。 アクエスト社自身でも、このAquesTalkのライブラリを使った歌唱ソフト「AquesTone」を開発
「かわいい」「うまい」「まるで違和感がない」――バーチャルアイドル「初音ミク」が歌った楽曲が、「ニコニコ動画」で人気だ。初音ミクはメロディと歌詞を入力すると、合成音声で歌う楽曲制作ソフト。うまく設定してやると、合成とはにわかに信じられないほどなめらかで自然に歌い上げる。 人間の声を元にリアルな歌声の合成音を作ることができるヤマハの技術「VOCALOID 2」を活用し、クリプトン・フューチャー・メディア(札幌市)が企画、制作して8月31日に発売した。Amazon.co.jpでは1万5750円で販売しており、ソフトウェアランキングで9月12日現在1位をキープ。異例の売れ行きで、生産が追いつかない状態だ。 12日までの販売数は、予約を含めて3000本近い。1本当たりの平均200~300本程度、1000本売れれば大ヒットと言われる音楽制作ソフト市場で「ありえない本数」と、企画・制作を担当した同社の
ここ5年で大きく知名度を上げたジャンルのひとつに「ボーカロイド」がある。ちょうど初代iPhoneが北米のみで発売された2007年、初音ミクも日本でリリースされてニコニコ動画で火が付き、その後、さまざまな会社から多くの歌声ライブラリーが発売されてきた。今となってはボーカロイドが好きな人でも、すべてを挙げろと言われてすぐに思いつかないぐらいの声質が選べるようになっている。 本日、そうしたボーカロイドとは別の流れから音声合成ソフト「CeVIO Creative Studio」(チェビオ クリエイティブ スタジオ)の無償版提供が始まった。現状は会話のみで、テキストを入力し、声の大きさや速さなどを調整して、再生すると女性の声でしゃべってくれる。6月には歌唱に対応したバージョンが、9月頃には音声ライブラリを3人に増やした有償版がリリースされる予定だ。 このCeVIOは、単にソフトが出るだけでなく、プロ
「神ツール」「本当に無料でいいの?」「振り込めない詐欺(笑)」――「初音ミク」の3Dモデルを自由に踊らせることができるソフト「MikuMikuDance」がネットユーザーを驚かせている。初心者でも簡単に、本格的な3Dアニメを作成可能。2月24日の公開直後からネット上で話題になり、ダウンロードページは3月10日までに11万を超えるページビューを記録。同ソフトで作成した動画が「ニコニコ動画」に300件以上投稿されている。 開発したのは、趣味でプログラミングを楽しんでいるという樋口優さん(ハンドルネーム)。大反響に驚きつつ、今後も無償公開を続け、寄付を受け取る気もないと話す。 「もともと無料のツールと素材だけで作ったソフト。『お金を払ってもいい』と思うくらい気に入っていただけたら、ぜひこのソフトですばらしい動画を作って公開してもらい、私をニコニコさせてほしい」 マウス操作だけで3Dダンス動画を
ヤマハ VOCALOID3 Job Plugin 『VOCALOID™3 Job Plugin VocaListene™』 税込19,800円(本体18,858円) ※関連製品画像はページの最後をご参照ください ヤマハ株式会社(本社:静岡県浜松市中区中沢町10-1、社長:梅村 充)は、独立行政法人産業技術総合研究所(産総研)から技術ライセンスを受け、人間の歌声をお手本としてその歌い方を「VOCALOID」の歌声でまねることを可能にする、『VOCALOID3 Job Plugin VocaListener(ボーカリスナー)』を発売します。10月19日(金)より「VOCALOID STORE」にて購入し、ダウンロードすることが可能です。
キャラクターHボイスシリーズ01 - 阿久女イク (体験版画面写真) バーチャル少女「阿久女イク」は、声優「計名さや香」さんが演じるエッチでキュートな キャラクター・ボイスを元に作り上げられた、メイド・アンドロイド=MAIDLOID (メイドロイド)です。 「阿久女イク」のHボイスは、喘ぎ声を中心に悲鳴、淫語、50音 などがあり、効果音と組み合わせることで様々なHボイスを作成することができます。 まるで、可愛らしいメイドを調教しているような感覚を味わえるでしょう。 阿久女イク なにこの素敵過ぎる「初音ミク」パロディ、サイトレイアウトまでそれっぽくしちゃってと最初は大笑いしてました。 が、デモムービー(18禁注意)を見てその「自然さ」が気になり、体験版をダウンロードしていじってみると何気に高性能。 「そういう」声しか入っていないので何を作ってもエロにしかならないという欠点(?)はありますが、
人間の声を元に「あ、い、う、え、お…」と丁寧に音素を収録し、作り上げられたバーチャルシンガー。 それぞれのシンガーはソフトウェア上で、歌詞とメロディを入力して「歌声」を作成可能なほか、アクセントやビブラートを加えたり、声をロボットっぽく加工したりと声の特性をチューニング可能です。 歌い方の表現そのものを、ソフトウェアでコントロールすることで、実際に歌手をプロデュースしているような感覚で音楽制作できるでしょう。パソコンさえあれば誰でも出来る「新しいボーカル楽曲制作のカタチ」を提供します。
Keyの恋愛アドベンチャーゲーム「AIR」オープニング「鳥の詩」で知られる、ヴォーカルLiaさんの声を収録したVOCALOID 3ソフト「IA -ARIA ON THE PLANETES-」(イア)が、27日に発売される。発売元は1st PLACE、価格は1万2800円だ。 ソフトには音声パラメーターを最適化し、自然な歌声にした「鳥の詩」のVSQX(歌声プロジェクトファイル)とWAV(音声ファイル)を収録。WAV音源はSoundCloud上にもアップロードされ、完成度の高さに「I love you IA」と熱いコメントが寄せられている。 鳥の詩(Ver.IA) by 1stPLACE 透明かつ伸びやかでクセのない声質は、子供っぽさのない“聴かせる”歌作りにも向いていて、既存のVOCALOIDでは巡音ルカと似た色合い。Liaさん本人と同じく、ポップスだけでなくクラブ寄りのジャズボーカルなども
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