シリア東部デリゾール(Deir Ezzor)で、政府軍と戦う反体制派側の兵士(2013年8月17日撮影、資料写真)。(c)AFP/ABO SHUJA 【8月19日 AFP】シリア内戦における化学兵器使用疑惑を調べる国連(UN)の調査団が18日、首都ダマスカス(Damascus)入りした。一方、バッシャール・アサド(Bashar al-Assad)大統領が属するイスラム教の少数派、アラウィ派の拠点であり、現在その一部を反体制派が支配している地中海沿岸のラタキア(Latakia)県では、依然として激しい戦闘が続いている。 10人を超えるメンバーから成る調査団の団長はスウェーデンの武器専門家、オーケ・セルストロム(Ake Sellstrom)氏が務め、北部アレッポ(Aleppo)に近いハンアサル(Khan al-Assal)で調査を行う予定だ。国連によると、ようやく実現した調査の期間は2週間だと