最近私は、自分が知る成功者の中には意地の悪い人がほとんどいないということに気がつきました。例外はありますが、ごく少数と言っていいでしょう。 意地の悪い人というのは、決して珍しい存在ではありません。事実、インターネットの世界では、人がどれだけ意地悪くなれるかということを簡単に目にすることができます。自分の意見を公にすることは、数十年前までは有名人やプロの作家でもなければできないことでした。それが誰にでもできることとなった現在、これまで隠れていたような意地の悪さまでもが、簡単に私たちの目の前に現れてしまうようになったのです。 意地の悪い人は世の中にたくさん存在しているにもかかわらず、なぜか私が知る成功者の中にはほとんど見当たりません。これは一体なぜなのでしょう? 意地の悪さと成功には、反比例の関係があるのでしょうか。 もちろん、どの分野でもそうだと言っているわけではありません。私がよく知ってい
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