去年の夏の猛暑の影響で国内の牛乳の生産量が減少し、バターなどの在庫が減っていることから、農林水産省は、義務的に輸入する量を超えて、バターを追加的に3000トン輸入することを決めました。 農林水産省によりますと、去年の猛暑の影響で国内の牛乳の生産量が減ったため、乳製品の在庫が減っています。 このうちバターの在庫量は、先月の時点で1万6000トン余りとなっていて、去年の同じ時期と比べて7000トン余り少なくなっています。 このため農林水産省は、需要が増える年末に向けて供給を安定させるためバターを3000トン、また、同じように在庫が減っている脱脂粉乳を1万トン、それぞれ輸入することを決めました。 バターや脱脂粉乳は、国際的な取り決めによって義務的に輸入する量が決まっていますが、ことし5月にこの輸入量を超えて7000トンを追加で輸入することを決めましたが、さらに供給不足が懸念されることから今回、2