最終回となる今回は、Flex3 SDKを利用して、AIRアプリケーションを作成します。AIR(Adobe Integrated Runtime)とは、ActionScript3.0やFlexを利用してデスクトップアプリケーションを作るための仕組みです。OSの違いを意識することなくデスクトップアプリケーションが作成できるのは大変魅力的です。現在、WindowsとMac OSがサポートされていますが、Linux版のランタイムもリリース予定となっています。 コマンドラインツールでAIRを作ろう AIRでは既存のFlashをAIRアプリケーションとして利用することができます。そこで、第2回で作成したDrawTest1.swfを利用してみます。 AIRとして実行するには、アプリケーション記述ファイルと呼ばれるファイルを作成します。 <?xml version="1.0" encoding="UTF-