[CES 2015] 「特定の領域内でだけピンポイントに音を鳴らす技術」,製品化進行中。ゲームやビデオの音で文句を言われなくなる日は近い? ライター:奥谷海人 特定の場所だけで音を鳴らすことのできる技術「HyperSound System」(以下,HyperSound)が,製品化に向けて動き出したようだ。 HyperSoundのデモ機 HyperSoundについては,2014 International CESのタイミングでもお伝えしているが(関連記事),簡単にいうと,一般的なスピーカー(=ダイナミック型スピーカーユニット)のように,振動板で空気を振動させるのではなく,音をいったん,人間の耳には聞こえない超音波エネルギーとして送り,送られた先でだけ空気を振動させることで,ピンポイントでのサウンド再生を可能にする技術だ。 超音波を発生させるのは,俗にマイラーフィルム(Myler Film)と
近年、増加している大規模ライブで顕著になってきているのが、「音質」の改良である。それにはスピーカーシステムの進化が大きく寄与している。特に2000年代前半に登場した「ラインアレイ」スピーカーはアーティスト、プロモーター、エンジニア等、ライブに関わる多くの人々に恩恵をもたらすこととなった。 「ラインアレイ」では、水平方向にしか音が広がらないため、余計な反響を抑えることができ、クリアな音声伝達が可能となる。さらに、音の減衰率が低く、最前列でも聴きやすく、最新のものならば100m先でもほぼ同じ音を届けることができる 写真ページを見る 【写真】その他の写真を見る ■スピーカー&PAの進化が観客動員増にも貢献 通常、音は上へと抜けていくものであり、過去のスピーカーでも、それは同様だった。そのため、ドームやアリーナなど、ホール以外の会場の場合は特に、上へ抜けた音が天井から返り、余計な反響を生んでしまっ
近年、“サブカルチャー”あるいは“サブカル”という言葉を巡って様々な議論が交わされている。NHK・Eテレが『ニッポン戦後サブカルチャー史』を放映するなど、メディアで特集が組まれる機会も増えている。しかしながら、その言葉の定義はジャンルや論者によって大きく異なり、共通の理解が成立しているとは言いにくい状況ではないだろうか。そこで今回は文芸・音楽評論家の円堂都司昭氏に、“サブカルチャー”と“サブカル”の意味内容の変遷を歴史的に振り返ってもらいつつ、特に音楽における用法の現状について聞いた。 ――そもそも“サブカルチャー”あるいは“サブカル”とは、どのような背景で出てきた言葉なのでしょうか。 「1960年代には先進諸国で学生運動が盛んになり、ベトナム戦争に対する反戦運動もあって、この時期にフォークやロックが若年層に広く聴かれるようになりました。この時代の反体制的で反抗的な、社会に対して異議申し立
「ちょっとすごいサウンド技術」のWavesを4年半ぶりに取材したら,いつの間にか「できること」が倍になっていた ライター:賈 大龍 左からインターナショナルセールス担当Yotam Afik氏,QAマネージャー担当Moshe‘Zico’Dahan氏とAdina Leibler氏,インターナショナル・セールス・ディレクターYuval Weinreb氏。コンシューマー部門を統括する執行副社長のTomer Elbaz氏は別件のため不在だった イスラエルのデジタル音声&音響技術メーカーであるWaves Audio(以下,Waves)が,2014 International CES(以下,CES 2014)に合わせる形で,会場近くのホテル「Las Vegas Hotel」でプライベートブースを展開していた。 4Gamerでは2009年6月に,PC向けサウンド技術「MaxxAudio 3」に絡んで同社を
Kyoto.pm町家ハッカソンの懇親会のときに id:hitode909 に音を出すプログラムを書くときに参考にしている本について聞かれた。だいたいネットの情報で済ませているのでネットで済ませていると答えたのだけど、本屋に行くとすぐに本を買ってしまう癖があって、持ってはいるので書きます。下にいくほどプログラムと関係なくなっていきます。ほとんど読んでいないです。適当に列挙してみたら思ったより多かった。 C言語ではじめる音のプログラミング http://www.amazon.co.jp/dp/4274206505 ディレイとかコーラスとかのエフェクター本。プログラムが書いてあるので分かりやすい。でもwavファイルを読み込んで加工して書き出すみたいな感じなのでリアルタイムに連続的に入力を加工したいときは工夫が必要。アルゴリズムは低速な感じ。 C/C++によるディジタル信号処理入門 http://
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く