本書は、ユニバーサルデザインの構造的な原則をウェブアプリケーションに適用し、できる限り多くの人々がコンテンツを利用できるようにする方法を紹介する書籍である。パソコンのブラウザ以外の手段でウェブにアクセスする際、ブラウザごとに異なるインターフェースを用意しないで済むためのデザインから、動的なコンテンツを閲覧可能にするためのWAI-ARIAへの対応やウェブアプリケーションにJavaScriptを組み込む際のポイント、またFlashやFlex、Silverlightなど、アクセスしやすいRIAのについても詳述する。日本語版では、日本国内での状況を付録として収録している。 訳者まえがき はじめに 1章 ユニバーサルデザインの導入 1.1 アクセシブルなデザイン:その物語 1.2 仕事にユニバーサルデザインを取り入れる 2章 売り込み 2.1 「彼ら」などいない 2.2 ユーザーの特性 2.2.1