朝、目が覚めたら右足のかかとが痛い。足の指に激痛が走るというのであれば痛風だと納得もできるのですが、かかとに鈍痛なので、痛風とは違う。どのぐらい痛いかというと、体重をかけると、痛いんだけど死にはしない、ぐらいの痛みが走るのです。そして、体重さえかけなければ、それほど痛みに悶え苦しむわけでもないので、結果的にはつま先で歩くような格好になり、意図せず忍者が一人できあがったことになります。 そんな、かかとが痛くて忍者のように歩く私は、帰りにドラッグストアでロキソニンテープを買いました。薬剤師さんに説明を受けねばならんという例のアレです。「どこが痛いんですの?」「はあ、かかとが……」「かかと!かかとが痛い人もいるって聞いたことがあるわ」「(今、私が言いましたが)そうですか……」「あんまり痛かったら病院に行ったほうがいいですよ」「わかりました」といった、大して意味のない会話をし、無事ロキソニンテープ