ソーセージが好きだ。 プリッとした食感、ジューシーにしたたる肉汁、かわいい造形美……。 なにをとっても文句のつけようがない。 朝飯に1本加わるだけで、どれほど多くの人を幸せにしたか。 ライフオブクオリティーの向上にかかせない幸福の聖棍(せいこん)、それがソーセージである。 ▲自作ソーセージは憧れだ 既製品すら私の心の穴をぴったり埋めてくれるというのに、もしも、もしもである、自分の手で、自分好みのソーセージが生み出せたのなら……。 パリッ!! 興奮で小気味いい破裂音をあげた脳が真っ二つに折れそうだ。 ▲小岩駅のイタリアンレストラン「ビリエット」 小岩駅のイタリアンの名店「ビリエット」。 そのシェフに「家でも簡単にできるおいしいソーセージの作り方」を指南してもらった。 ▲シェフの松島望さん 手ほどきを受けたのはオーナーシェフの松島さん。 北イタリアの湖水地方で修行を積む。三越前「フェア・ドマ」