愛知県の知多半島で捕獲された野犬で近年、人体に入ると重い肝機能障害を引き起こす寄生虫「エキノコックス」の感染確認が相次ぎ、国立感染症研究所が「半島内で定着した」との見解を示した。定着確認は北海道外では異例。県は「まん延している状況ではない」としつつ動向を注視している。エキノコックスは北海道で多くの人の感染例が報告されてきた。キツネや犬のふんなどに含まれる卵が人体に入ると幼虫となり、10年ほどた
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報道後にTwitterのTL上で大きな波紋を呼び、少しエキセントリックな内容まで見られるようになりました。140文字と言う制約に中で書くと、どうしても事実の羅列で強い口調になりがちです反省しています。本来ならエキノコックスについて詳細に書いた後に対策を書くところですが、先に対策を書いて、時間があればその行間を埋めたいと思います。 上の図(福井新聞記事より抜粋)はエキノコックスの生活環、感染経路についてです。ここで大事なことは犬やキツネは終宿主で症状はほとんどないのに、人では長い時間をかけて症状が出ることです。さらに犬やキツネでは100%効く薬があるのに、人での治療は手術により病巣を取り除くこととなります。そして、病巣が取りきれない場合は死亡率が極めて高いと言うことです。 ではどのように対策はなされているのでしょうか。 エキノコックス対策はどうしてる?北海道での対策ですが、行政対策として毎年
愛知県の知多半島で捕獲された野犬で近年、人体に入ると重い肝機能障害を引き起こす寄生虫「エキノコックス」の感染確認が相次ぎ、国立感染症研究所が「半島内で定着した」との見解を示した。定着確認は北海道外では異例。県は「まん延している状況ではない」としつつ動向を注視している。 エキノコックスは北海道で多くの人の感染例が報告されてきた。キツネや犬のふんなどに含まれる卵が人体に入ると幼虫となり、10年ほどたってから肝機能障害などを引き起こす。 本州では2005年に埼玉県で犬の感染が見つかり、愛知県では14年に知多半島の阿久比町で捕獲された野犬から検出された。埼玉県ではその後見つかっていないが、愛知県では17年度に3件、19年度1件、20年度4件が確認された。 県感染症対策課によると、狂犬病対策で捕獲した野犬の調査で見つかっており、いずれも詳しい感染経路は不明。一般的にエキノコックスはネズミなどが「中間
知事からのメッセージを紹介します。 令和3年8月17日のメッセージ 新型コロナウイルス感染症対策(その70) 最近時における状況と対策 最近における新型コロナウィルスの感染拡大ぶりは凄まじく、毎日全国のほとんどの県で2ケタの感染者が報告され、それも結構多くの県で3ケタを記録するなど、これまでになかったような感染状況となっています。救いはワクチンの接種が早かったからだと思いますが、高齢者の罹患が少なく、高齢者は重症化しやすいので、重症者の割合が過去に比べて低いということです。しかし、そのワクチンが国からの配分量が少なくなり、接種スケジュールが大幅に遅れています。また、若いからと言って重症化しないということはなく、かつ、(和歌山県は全国で唯一全員入院を死守していますのでいいのですが)自宅等でケアーを受けないで療養していると、一定の比率で重症化する人がいるわけですから、命も危険な状態になるところ
広島県は12日、2021年度一般会計当初予算で不測の事態に備えて確保していた予備費10億円の残額が49万4千円になったと明らかにした。新型コロナウイルス感染の拡大を防ぐPCR検査にほぼ充てた。14日開会の県議会臨時会に提案する21年度一般会計補正予算案で10億円を積み増す。 県財政課によると、当初予算の予備費から、広島、福山両市の事業所(従業員10人以上)を対象にしたPCR集中検査に6億4100万円を割いた。PCR関連ではほかに、感染動向の早期把握のためのモニタリングに2億7300万円▽広島市中区の本通り商店街そばに開設するPCRセンターに4300万円▽三原市での臨時検査ブース設置に3千万円―を使う。 別に、クラスター(感染者集団)が発生した県内施設への対策チームの派遣費用として1千万円を配分した。これらを含めて予備費のうち計9億9950万6千円の使い道が決まったため、今後の緊急時に速やか
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