少しだけ更新しよう。 すでに紹介したが、アメリカのハーバード大学は、「動物の道徳」研究で有名なマーク・ハウザー教授の研究不正を認めた。このことは波紋を広げているようだ。とくに議論の口火を切った『ボストン・グローブ』紙と、ハウザーの研究を積極的に、かつ好意的に紹介してきた『ニューサイエンティスト』が精力的に報告している……が、後者については当初無料公開されていた記事のいくつかはすでに閲覧不可能になっている。残念。 2010.8.10「ハーバードの調査の後、著者は休暇に」http://tinyurl.com/292nfu9 科学者の研究に対する調査によって不正の証拠が明らかにになり、学術雑誌が論文を撤回/ハーバード大学の心理学者――『道徳的な精神』という著作で有名な科学者――が、彼のラボにおける科学的不正の証拠を見出した、非常に長い内部調査の後、休暇に入っている。 一連の報道の口火を切った『ボ