革新的で創造性に富んだ作品を発表し続ける建築家、坂茂(ばん・しげる)。国内外の災害支援にも建築を通して精力的にかかわり、昨年の東日本大震災でも大いに注目を浴びた。 避難所のカオスが デザインの力で改善! 「避難所用間仕切りシステム」で使用する紙管は長さの変更が自在。柱にあたる紙管の径をより太くして、そこに横方向の紙管を挿入する剛構造。従来のジョイントを廃することで筋交いやベース不要で構造はシンプルに。かつ安定感が増した。
革新的で創造性に富んだ作品を発表し続ける建築家、坂茂(ばん・しげる)。国内外の災害支援にも建築を通して精力的にかかわり、昨年の東日本大震災でも大いに注目を浴びた。 避難所のカオスが デザインの力で改善! 「避難所用間仕切りシステム」で使用する紙管は長さの変更が自在。柱にあたる紙管の径をより太くして、そこに横方向の紙管を挿入する剛構造。従来のジョイントを廃することで筋交いやベース不要で構造はシンプルに。かつ安定感が増した。
自分の仕事のスタイルというものを認識し始めるのはいつ頃だろうか。 仕事を始めてすぐは、とにかくがむしゃらにやるしかなく、あれこれ怒られて工夫をし、仕事のやり方を変えたりもする。でも、どこかで──ぼくなら10年くらい仕事をしたところで、ふと自分の流儀というものがだんだん見えてくる。 そして特にそれが意識されるのは、自分と流儀のまったくちがうやつと仕事をするときだ。ぼくには一人、いつも仕事の流儀の差を思い知らされる同僚がいる。 例えば何か、会社や産業分野の発展戦略を考えなくてはいけないとしよう。ぼくだと、お題をもらったら、まずは白紙の状態からそれに関する各種の理論を考え、統計データやヒアリング結果を分析し、「かくかくしかじかの分析の結果、人材育成に最も重点を置くべきだと思います」というような提言をすることになる。 でも、その同僚はちがう。まずどうとでも結論が出るようなデータや分析を持っ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く