■遺族はなぜ紅衛兵の謝罪を拒否したのか?文化大革命の傷が癒えない理由■ 爱祖国 / timquijano 2014年1月、有名紅衛兵の一人である宋彬彬の謝罪、そして文革で殺害された遺族による謝罪拒否が話題となりました。謝罪拒否の声明文を読むと、なぜ文革の傷が癒えないのか、その一端が伝わってきます。文末に声明全文の訳を掲載します。 ■文革の傷が癒えない理由 昨年来、元紅衛兵の謝罪が相次ぎ話題となってきましたが、宋の知名度は他とは比べものになりません。彼女の署名で書かれた記事「私は毛主席に赤い腕章をつけてさしあげた」は各紙に転載されて文化大革命のムードを作り上げたのあり、文化大革命の火ぶたをきった立役者の一人として記憶されています。 謝罪から間もなく、再びこの問題が注目を集めました。紅衛兵によって殺害された卞仲耘校長の夫、王晶垚氏が「虚偽の謝罪」は受け入れられないとの声明を発表したのです。 以