極右政党、移民追放を謀議か ナチス想起に波紋広がる―ドイツ 2024年01月14日07時11分配信 ドイツの極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」のワイデル共同党首=2023年11月、ベルリン(EPA時事) 【ベルリン時事】ドイツで極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」幹部と右翼活動家らが移民の大量追放計画を謀議したと報じられ、波紋が広がっている。ユダヤ人を排斥したナチス政権を想起させる動きに対して、「おぞましい計画だ」(与党議員)などと批判が集中。AfDの党活動禁止も取り沙汰されている。 ドイツ、「反ユダヤ」根絶へ強硬 ナチスの負い目色濃く―イスラム社会と摩擦も 調査報道団体「コレクティーフ」によると、昨年11月25日、東部ポツダムのホテルで、AfDのワイデル共同党首の最側近や連邦議会議員、起業家ら約20人が会合を開いた。この中で、オーストリア出身の活動家が「マスタープラン」と称