www.theguardian.com 今回紹介するのは歴史学者のユヴァル・ノア・ハラリ(Yuval Noah Harari)がイギリスのGuardian誌に掲載した記事。 最近邦訳が出たハラリの著書『サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福( "Sapiens: A Brief History of Humankind" )』は、海外ではかなりの評判でベストセラーとなったようであり、ビル・ゲイツも書評を書いていたりする*1*2。私は半年前に原著をパラパラと流し読みしたのだが、進化心理学や世界史の本をある程度読んだことのある人にとっては既知で当たり前の部分も多くて、ちょっと退屈な本ではあった。ただ、この本の特徴の一つが世界の歴史を通じて人類の「幸福」の質や量はどのような変化していったかということを論じている点であり、それに伴って、人類と動物との関係や家畜たちの「幸福」についても論じられていた
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