いとうせいこう @seikoito 「国語の教科書にあなたの小説を載せたいが、商品名を伏せ、『馬鹿』という表現を変えて欲しい」と連絡があった。「変えるつもりはない。載せないでいい」と伝えたが、しつこく粘られた。〝天下の教科書ですよ!〟というわけだ。小説を変えていいと思う人が国語の教科書を作ってる…。 本郷玖美 @hongokumi @seikoito 元教科書編集者です。編集者が「変えて『いい』」と思っているわけではなく、検定に通らないのです。昔山田詠美さんの『晩年の子供』が検定で落ちたことがありますが、「教室からものを盗むという行為が教科書の内容としてふさわしくない」という理由でした。