中国企業がプラズマ市場から撤退 賭けに出た日韓メーカー全面勝利 プラズマテレビの中国市場でのシェア低下は一時的な現象であって、長期的な視点でグローバル市場を見れば、大画面テレビにおけるプラズマテレビの優勢は今後も続くだろう。ただし、その過程で弱者を淘汰する必要はある。 2006年、プラズマテレビは衰退すると見た中国のテレビメーカーはそろって市場から撤退した。利益が見込めないと考えたためだが、これに対し、プラズマに賭けた松下電器産業、サムスンは予想以上の収益をあげ、中国メーカーを驚かせた。 松下が7月25日に発表した2006年度第1四半期(4-6月期)連結決算報告によれば、プラズマテレビの需要が旺盛だったことから、営業利益は前年同期比41.5%増の5億5600万米ドル(訳注:約651億円)に大幅増。上半期(4-9月期)の予想営業利益を同11%増に上方修正した。 また、プラズマパネル大