ウイルスや細菌などの病原体は日常的にさまざまな形で人体に侵入を繰り返していますが、人体には免疫という防衛システムが備わっているため病気にはなりません。しかし、一度に大量の病原体が体内に侵入してしまうと防衛が追いつかず発病に至ってしまいます。そうした病気の発症プロセスを元に、どうすれば病気になりにくくなるのかについて感染症を研究しているタラ・C・スミスさんが解説しています。 How Many Microbes Does It Take to Make You Sick? | Quanta Magazine https://www.quantamagazine.org/how-many-microbes-does-it-take-to-make-you-sick-20230927/ 病原体が人体を「病気」の状態にするには、皮膚や粘液、繊毛、胃酸などの障壁を乗り越えて体内に侵入する必要があります