昨日のブログ「日米開戦」にも書いたが、戦争を回避したい天皇の意思に反し、日本は先を見通すことができず外交努力が中途半端なまま、戦争に突入した。 終戦時も、敗戦が決定的となった後も、ソ連の仲介を期待して無為な時間が経過し、沖縄上陸、大規模な空襲、2度の原子爆弾の被弾、挙句の果てには降伏後にソ連の侵攻、シベリア抑留を招いてしまった。結果がわかっているので言えることだが、何かもっと外交努力ができなかったかと思ってしまう。 現在に視点を移すと、中国が尖閣諸島を脅かしている。沖縄はすぐ近くである。 中国空母(globe.asahi.comより) 中国に対して強硬的な手段をとってほしいとは思っていないが、粘り強く交渉してほしい。岸田内閣にとっては、北京オリンピックへの対応が外交交渉の試金石となり注目している。台湾問題もあり、岸田内閣の命運を占う意味でも重要である。 ロシアについては、日本国民の多くが同