その家でヨーグルトを食べると意識を失う-。そんな都市伝説じみた恐怖の家が実在した。昏睡(こんすい)強盗未遂容疑で逮捕された東京都国立市西の職業不詳、城山一郎容疑者(51)は、自宅に呼びつけた保険外交員の女性に睡眠薬入りのヨーグルトを食べさせ、昏睡させたすきに金品を奪う手口で犯行を繰り返していた。客と保険外交員という関係上、警察に届け出なかった被害者が多いとみられ、全容解明には時間がかかりそうだ。恐怖の家の内部ではいったい何が行われていたのか。警視庁への取材をもとに事件を再現する。 ガラス器に盛られたヨーグルト「ヨーグルトをどうぞ」 10月14日午前10時半ごろ、保険外交員の女性(44)は東京都国立市西のアパート一室で城山容疑者と向かい合っていた。 城山容疑者は全くの新規客だった。「保険に入りたいので説明に来てほしい」と言われて訪れたものの、商品説明に興味を示す様子は一向にない。
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