ロシア軍の爆撃機がトルコ軍に撃墜されたことを受けて、ロシアのプーチン大統領は、トルコ産の商品の輸入やトルコへの旅行の制限などを盛り込んだ大統領令に署名し、経済制裁を科すことでトルコ側の出方をうかがっています。 また、ロシアから年間およそ400万人の旅行客がトルコを訪れるなか、大統領令はロシアとトルコを結ぶチャーター便の運航を禁止し、旅行代理店に対しトルコ行きのツアーの販売を控えるよう指示しました。 ロシア政府は、26日の閣議で両国間の大型プロジェクトであるガスパイプライン計画の凍結なども検討するとしていましたが、まずは謝罪を求めて経済制裁を科すことでトルコ側の出方をうかがった形です。 これに対し、トルコ外務省は、28日、国民に、ロシアへの不要不急の渡航を控えるよう呼びかけ、ロシアとトルコの応酬が続いています。 ロシア軍の爆撃機がトルコ軍に撃墜されたことを受けて、ロシアはトルコが過激派組織I