「国防軍」の狙い 党首討論で、自民党の安倍晋三総裁は、96条改憲以外にも、9条2項を改悪し、「国防軍」を創設する狙いを表明。「外国では軍隊だ。詭弁(きべん)はやめるべきだ」などとのべました。9条2項をなくせば、海外での武力行使を可能とする集団的自衛権も国連軍参加も可能となります。「国防軍」創設は単なる名称変更にとどまらず、日本を「殺し殺される国」に変えてしまうことになります。 侵略戦争を美化 安倍氏が参拝の意欲を示した靖国神社は侵略戦争推進の精神的支柱になった施設。戦後も、侵略戦争を「アジア解放戦争だ」などと美化しつづける中心となっています。同神社への参拝は、侵略戦争の反省の上にたつ戦後政治を否定するもの。 また、日本軍「慰安婦」問題では、1993年の河野官房長官談話について「安倍政権時代にそれ(強制連行)を証明する事実がなかったことを閣議決定している」とのべ、「それを内外に知らせたい」と
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