【ソウル18日=久保武司】サッカー東アジア杯(20~28日)に出場する日本代表が韓国に到着した。 金甫空港の入国ゲートをくぐったザッケローニ監督(60)が後ずさりした。カメラマンとリポーターが四方を取り囲み直撃する韓国流の取材攻勢に「すまんが韓国の言葉を話せない」と驚きを隠せなかった。 “先制攻撃”を受けた指揮官だが、これだけではすまなかった。韓国サッカー協会(KFA)からの“アウェーの洗礼”も浴びせられたからだ。 19日には大会組織委員会が設定している記者会見が行われるが「現時点では日本語の通訳が入らない」(日本協会関係者)という。これまで韓国で行われた日韓戦で『日本語の締め出し』は一度もなかったことだ。 東アジア連盟の運営は大会を開催する日本、韓国、中国による持ち回りで行われ、その運営費の大半は日本企業からのスポンサー料でまかなっている。今回は開催国であるKFA幹部の主導で運営