無能って言ってもいろいろあるわけだけれども、少子化が進行する、という未来予測を回避する政策提言を出来る人が全然いなかった、という意味ですね。 これはかなり致命的だったと思います。 「だった」と過去形なのはもう、日本はすでにやばいところに来ているからなわけですが。 私自身、少子化対策について多少なりとも考えるようになったのは5,6年前くらいで、ブログに書き始めたのも2年くらい前からですから偉そうなことは言えないけど、それでも言論で食っていっている人が少子化を改善しようという提言をほとんどしてこなかった、というのはちょっと呆れるほかないな、と思ったりします。 それを言うなら政治家や官僚もそうだろう、という話もあるんですが、そこら辺は本記事の趣旨とはまた別の話です。 まあ、日本人のほぼ全員がバカだった、ということなのだけれども。 もちろん、賢い人はいるし、バカだって賢さを発揮する瞬間や局面はある