フジテレビジョンは2014年8月1日付で、東京・田無市に本拠を持つアニメ制作会社のデイヴィッドプロダクションを子会社化した。デイヴィッドプロダクションは、2007年9月にGDH(現ゴンゾ)出身の沖浦泰斗氏、梶田浩司氏らが設立した。元請制作の作品として、アニメ『ジョジョの奇妙な冒険』やその続編『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース』、『戦う司書』、『リストランテ・パラディーソ』などヒット作や話題作がある。 フジテレビの持株比率や株式の譲渡価格は明らかにされていない。一方で、フジテレビの総合開発局長の清水賢治氏がデイヴィッドプロダクションの非常勤の取締役副社長に、コンテンツ事業局コンテンツ事業部長の宮道治朗氏とアニメ開発部部長の松崎容子氏がそれぞれ非常勤の取締役に就任している。今後、両社が協力して事業を進めていくことが窺われる。 フジテレビは2013年1月にアニメ開発部を設置、アニ