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ブックマーク / www.0600design.com (9)

  • 六百デザインの「嘘六百」: ざるの会を再発見セヨのコト

    ゲームに関する言説を「日語で」眺めると、なんていうか、とても基礎的なトコロであーだこーだ云っている様に思えてウンザリしてしまう。舶来主義を気取っているワケではない。「Rules of Play」なんて2年前のだろ。コスティキャンの論文に至っては、NIFTY Serve全盛の頃だから…えーと…10年以上も前の話じゃないか。しかもTRPGに関する論文だ。そういった古文書をありがたがって引用している方々というのは、当に「ゲーム大国・日」に今を生きている人間なのか? とか云いながら、鶴見がするのも古文書の話だったりする(笑)。今から13年前に初版が発行された「ゲームデザイン入門」(ざるの会、1992-1997)という同人誌がある。初期においては、コミケその他の同人誌即売会でしか入手できず、一種「知る人ぞ知る」…いやむしろ「知る人ぞ識る」的な冊子だったのだが、現在、リンク先に全文が再掲されて

  • 六百デザインの「嘘六百」: 真・嘘六百(ドリマガ版) アーカイブ

    嘘六百・ドリマガ版の再掲について 「嘘六百」は、鶴見六百が記すゲーム業界のオーラルヒストリーと題して、ドリマガ(ソフトバンクパブリッシング刊)2002年5月31日号~2004年7月9日号まで好評“顰蹙”連載されたコラムだ。 その内容については、初回に説明したので、ちょっと引用してみよう。 大昔、ドリマガの先祖である「Beep」でライターを始めて以来、セガAM→CS→SCE→フリー、と、かれこれ18年もゲーム業界で禄をんでいますが、未だもって無名の制作者です。特にドリマガ的には超無名。(中略)そんなワタシですが、無名は無名なりに、雑誌の記事に載るようなパブリシティ宣伝文句でもなく、匿名掲示板に投稿されるような愚痴暴露中傷誹謗の類でもない、「ゲーム業界の真実」を赤裸々に綴れるかな、なんて自負しております。 はたして、ゲーム業界の真実を綴れたかどうか? 実際の所、ゲーム雑誌上でゲーム業界の真実

    六百デザインの「嘘六百」: 真・嘘六百(ドリマガ版) アーカイブ
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    bigburn 2016/08/07
  • 六百デザインの「嘘六百」: 嘘六百・第14回

    ――私、只今、修羅場の真っ最中に居ます。 14年の制作者人生の中で、生命の危険を感じるほど忙しいのは、今回で2度目です。もう2ヶ月も自宅のベッドで寝ていません。睡眠のほとんどが、机に突っ伏して細切れに数分間「気絶」するだけという極限状況。そのため、1日に数十回~数百回も夢を見ます(よりにもよって、仕事している夢を!)。それはあたかも、夢と現実(うつつ)の2つの人生を並行して生きているような感覚(錯覚)で、誇張ではなく、自分が今、寝ているのか起きているのかすらおぼつか覚束ない状態です。前号に私へのインタビューが載っていましたが、モーロー朦朧とした顔写真がその証し。 今週のメモ:これが、ゲーム業界のごく一般的な労働条件です(当)。 ――でもね、こういう時ほど出るんですよ、「火事場の馬鹿力」的な、凄いアイデアが! さて前回、「クソゲー力(くそげー・ぢから)」について触れたところ、思わぬ反響があ

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    bigburn 2010/07/28
    リアルにパシフィストボーナスをキメかけたぱぱら快刀氏(多少ウソ
  • 六百デザインの「嘘六百」: 嘘六百・第4回

    マイケル・ジャクソン氏の事は、皆さん御存知ですよね? 世界に名高いエンターテイナー。ビデオゲームにも造詣が深く、最近ではスペースチャンネル5にも出演。そして――世界で最も毀誉褒貶が激しい人物の内の1人でもあります。 ワールドツアーのチケットが各国で即完売するかと思えば、整形失敗!と東スポ一面を飾りもする。世界平和の催しに積極的に参加するかと思えば、幼児性愛(ペドフィリア)か?と疑惑の目を向けられる。彼の博愛と奇行とが混淆するパブリックイメージは、天才と何やらは紙一重、の謂いを体現していると言えるでしょう。 こんな人、他に居ません。居っこありません! そんな彼のゲーム「マイケル・ジャクソンズ・ムーンウォーカー」アーケード版こそが、私がセガに入社してから企画として携わった第1作だったりする訳です。 彼のゲーム、と書いたのは、それが正に「マイケルの企画」によるものだったからです。マジです。そうい

    bigburn
    bigburn 2009/02/08
    「氏は、ロボットへの変形を望んでいる」マイコー大好きだ-!
  • 六百デザインの「嘘六百」: 印象操作されてるなあ、という印象のコト

    bigburn
    bigburn 2008/08/10
    「競争による切磋琢磨ならぬ、戦争による敗者殲滅的な、ゲーム業界にとって極めてネガティヴな捉え方をする人間は…ホントにゲーム好きなのかなあ?」
  • 六百デザインの「嘘六百」: 俺に枕営業は通用しない

    「枕営業」~性的な関係を利用して売上を伸ばす営業方法。 最近のホットな話題といえば、 アーツビジョン(声優プロダクション)の社長が 声優志望の女のコをっちゃって逮捕された話。 それをキッカケに、2ちゃんで内実を暴露する野郎まで現れた。 真偽の程はともかく、 アイドル声優の何人もが、実は枕営業で役を得ていた… …という、なんとも青少年の夢をブチ壊す話だ。 鈴木みそサンのマンガ「銭」でも4巻あたりに描かれてたよね。 今日も、知り合いの音監と、その話で盛り上がったトコロだ。 彼の奥さん(人気声優)の名前も挙がっていて、ちとワラタwww 若手声優って、ホントっていけない仕事だ。超過当競争。 んで、役を貰うためなら何でもします! カラダも投げ出します! ってハタチそこそこのコが当にいる。 実際に見た。 つうか、ホントに迫られたwww 俺は、自分の作っているゲームの声優キャスティングに関して 最

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    bigburn 2007/06/18
  • 六百デザインの「嘘六百」: 「アーケードTVゲームリスト」発売のコト

    以前、「それは『ポン』から始まった」(アミューズメント通信社)というを紹介したコトがある。アーケードゲーム歴史を克明に綴った良書だ(→それは「ポン」から始まったを含むエントリー) ウチの記事を読んで「それポン」を購入された方もかなりいらっしゃるようで、紹介した鶴見も鼻高々だ(笑)。ま、良書は須く広まるべし、ではあるのだけれど。 そして…来は「それポン」の巻末付録となるハズだった「アーケードTVゲームリスト―国内・海外編」が、この度やっと発売になるんだという。 なんでも、1971年~2005年に発売された、国内・海外合わせて約1万にもならんとする業務用TVゲームについて、各タイトルに使われている基板システムや、製造・販売面でのライセンス関係を、ほぼ全て網羅したんだという。 すげえ。すげえ労作だ。まだ読んでないけど(つうか「読む」モノじゃないけど)、労作に決まってる。ナニ1575円? 安

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    bigburn 2006/10/12
    「それポン」のオマケになるはずだった本。1万本以上のアーケードリスト収録
  • 六百デザインの「嘘六百」: バイトヘルの悲劇のコト

    何度か書いているが、鶴見は『バイトヘル2000』に感銘を受けた(ハマってもいる)。ゲームの制作を生業にしている身だからして、ゲームをみる目は人並み以上に肥えていると思う。そんな鶴見が、久々に自信を持って薦められる良ゲームだ。実際、インターネット上での評判を漁っても、悪評はとんと聞こえてこない。むしろ絶賛に近い感想やら、中毒の報告やらが大勢を占めている。 だが売れていない。 いや別に、直接の関係者ではない鶴見にしてみれば、バイトヘルが売れようが売れまいが、全くどうでもいいんだけど。…でも、自分が高く評価しているゲームが売れないというのは、いくら「良いゲームが必ずしも売れるワケではない」という事実を身をもって知っている鶴見にしても、なんとも寂しいコトではある。 良ゲームなのに売れないというのは、マーケティング施策的に何らかの失敗があったというコトに違いあるまい。例えば、有名サイト「忍之閻魔帳」

    bigburn
    bigburn 2006/01/17
    バカゲーと名乗るバカゲーはバカゲーなのかという議論
  • 六百デザインの「嘘六百」: 評論は誰のためのモノなのかと疑問に思ったコト

    テレビゲーム解釈論序説/アッサンブラージュ』(八尋茂樹)を読み了えて、根的な疑問が湧いてきた。 「このは一体誰に向けて書かれたんだろう」、と。 同じく最近読んだ『パックマンのゲーム学入門』(岩谷徹)ならば、よく分かる。「入門」の謳い文句に偽りなく、これはゲーム業界を志す人間に向けて書かれたモノだ(鶴見にはちょっとい足りなかったが、良書と云える)。だが、『テレビゲーム解釈論序説』は、読み了えた今も全く判らない。 発行元の紹介文(上記リンク参照)によれば、こう書かれている。 テレビゲームファンはもちろん、テレビゲーム批評家、クリエーター、研究者にもお薦めの必読書であり、今後のテレビゲーム研究の基文献! 『ドラクエ』がRPGの場であるアメリカではなぜ人気が無いかを考察した日米文化の違いや、日では許される内容でも他国では検閲の対象になるということを、比較文化論・社会論として分析してい

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