甘かった。 余はまだ、歴史考証無視という意味を完全に理解しておらなんだ。 本日、プレーヤーキャラ最後の一人である、本多忠勝を選択できるようにし、かつ、クリアして、カプコンの歴史考証を頭から無視という態度の一貫した凄みを感じたので再度バサラの話をする。 本多忠勝はロボっぽい武将として登場する。 「家康に過ぎたるものあり。唐の頭に、本多忠勝」という、本多忠勝が優れた武人だったことを強調する言葉があるが、なるほど、別格である。 忠勝はロボである。 徹頭徹尾ロボとしてしか扱われない。 プレーヤーキャラで使用すれば、一言ぐらいしゃべるかと思いきやまるでしゃべらぬ。ボイスとして設定されておるのは、駆動音とか給排気音だけである。 オープニングムービーも凄い。 雑兵の繰り出した槍は折れ、鉄砲隊の弾は弾かれ、城門を平然と吹き飛ばす。 特撮チックな映像表現も加え、もはやノリは怪獣映画。生涯傷を負わなかったとい