Tweet 廃棄PCのHD流出 美濃加茂の中学校 2017年02月24日08:39 岐阜県美濃加茂市教育委員会は23日、市内の中学校で使用され、業者に廃棄処分を委託したパソコンの内蔵ハードディスク(HD)1台がインターネットのオークションで落札され、HDに生徒ら約750人分の名前のデータが残っていた、と発表した。流出経路を調べ損害賠償請求も検討している。 廃棄処分を請け負ったのは学校教育向け情報システムを取り扱う名古屋市の企業。取材に対し、学校から引き取ったパソコンは複数の産廃業者に破壊処理を委託したが、このうちの1業者がHDを有価物として破壊せず、HDがオークションにかけられた可能性があると明らかにした。 名古屋市の企業の社長は「産廃業者とは全てのパソコンを粉砕によって破壊するよう委託契約していた。有価物として扱われているとは気が付かなかった」と話し、適正に処分が行われなかったことを謝罪