SQLアンチパターン 26章「とりあえず削除フラグ」 2015/08/31 @ GMO Yours #ronsakucasual https://atnd.org/events/68902
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MySQL slow-query-log VisualizerはMySQLの時間のかかるクエリをWeb上で閲覧するソフトウェアです。 MySQLには実行時間の遅いクエリをログファイルに書き出す機能があります。単純にテキストに吐かれるだけなので分析に時間がかかってしまうのではないでしょうか。そこで使ってみたいのがWebブラウザベースの解析ソフトウェアMySQL slow-query-log Visualizerです。 サンプルです。データ量が多くないとあまり面白くないですね。 公式サイトより。曜日ごとに発生回数をグラフ化しています。 クエリログファイルをWebブラウザの画面にドロップするだけで解析処理が行われます。その結果はグラフに描かれる仕組みです。また、クエリは一覧で表示され、任意の文字でフィルタリングすることもできます。曜日と時間によって分析されるので対応すべきポイントが分かりやすくな
MySQL 5.1で追加された機能にパーティショニングがある。これは適切に利用すれば非常に強力な機能であることは間違いないのだが、使いどころが難しい。なぜなら、 インデックスをつけるだけでカバー出来る場合が多い。 パーショニングを使わずに、単にテーブルを分けてしまえばいい。 テーブルが巨大にならないとあまり効果を実感できない。 使い方を間違えると性能が落ちてしまう。 などの問題があるからだろう。 そんなわけで、今日と明日でパーティショニングが役に立つシーンを2つ紹介しようと思う。今日は一つ目、インデックスをつけたいカラムのカーディナリティが低い場合だ。カーディナリティとは日本語に訳すと濃度とか訳されるが、要は値の種類(分散具合)のことである。例えば、YesかNoの2つの値しかとらないカラムは非常にカーディナリティが低く、インデックスをつけるととても効率が悪い。インデックスを使って目的の行を
Cでプログラムを書いていて大量のメモリを確保したくなったとき、大抵は mallocを使うと思いますが、その際には戻り値がNULLかどうかを判断してエラー処理に飛ばすと思います。しかし、Linux のメモリ管理サブシステムには「メモリ・オーバーコミット」という機構があり、実装されているメモリ以上の領域を確保できてしまいます。 #include <stdio.h> #include <stdlib.h> int main() { int i; char *p; for(i=0;i<65536;i++){ p = (char *)malloc(65536); if(0 == (long)p){ break; } } printf("SIZE=%dMB\n",i*65536/1024/1024); return(0); } swapoff したメモリ 1G のマシンでこれを実行するとこんな感じにな
Jeremy Zawodny 氏のブログに MySQL, Linux, and Thread Caching という興味深い記事があったので、理解するために自分翻訳してみた。この記事は、今はないけれども rember.yahoo.com で MySQL を使ったときの話のようです。ちなみに MySQL のバージョンは 4.0.4。 わぉ、とても忙しい一週間だった。私は、remeber.yahoo.com の MySQL サーバや関連するものごとに実に何日かを費した。そして、私は1日か2日を休息に使った(睡眠やシャワーなど) ところで、私はいくつか興味深い発見をした。もっとも驚いたことは MySQL サーバがとても忙しくなったときの Linux 上でのスレッドキャッシングの挙動だ。ポイントは、忙しいときのみということだ。忘れずに。 あなたも分かっていると思うが、われわれがすべてのウェブサーバ
うちの会社で構築しているデータベースサーバー(MySQL)のうち、やけにsleepのプロセスが溜まりやすいサーバーがある。 sleepというのはMySQLに接続しているけど何も実行されてないですよー。待機中ですよー。という状態。 そしてついにこないだ、sleepが溜まりまくり、コネクションが設定してある1000を超えてサーバーに接続出来なくなってしまった。 プログラム側の問題かもしれないし、MySQL側の問題かもしれないけど、今後そういう状況に陥るとまずい。 という事で、sleepのタイムアウトを短くする設定を試してみた。 MySQLのtimeoutには ・interactive_timeout ・wait_timeout の2つが存在する。 マニュアルを見ても違いが良く分からない(知識不足なだけ?)のだけど、恐らく ・mysqldump等で1つのコネクションで持続的に動作があるものに対す
Twitterを利用していると、ときどきクジラの絵の画面が表示されることがあります。これはTwitterの処理能力がパンクして一時的に利用不可になったときに表示されるお馴染みの画面。 2月9日にTwitter Engineeringブログにポストされたエントリ「The Anatomy of a Whale」(クジラの解剖学)では、Twitterのエンジニアたちがこのクジラの内部に分け入ってどのようにTwitterサーバの処理能力を向上させたのか、という話が詳しく語られています。 彼らが行ったのは、まず詳細なデータを取得して原因がどの辺にあるのかを推測すること。そこから多数の無駄な処理を発見し、ソースコードの修正による性能の向上に成功します。 元記事は非常に長いエントリになっていますが、問題の調査から解決に至るアプローチについて多くのエンジニアの方の参考になりそうな内容が含まれていますし、T
以前、MySQLを高速化する10の方法という投稿で「EXPLAINの見方についてはいずれ解説しようと思う」と書いてしまったので、今日はその公約?を果たそうと思う。 MySQLのチューニングで最も大切なのは、クエリとスキーマの最適化である。スキーマの設計は一度決めてしまうとそのテーブルを利用する全てのクエリに影響してしまうためなかなか変更することは出来ないが、クエリはそのクエリだけを書き直せば良いので変更の敷居は低い。そして遅いクエリをなくすことは、性能を大幅に向上させるための最も有効な手段である。従って、アプリケーションの性能を向上させたいなら、まず最初にクエリのチューニングを検討するべきなのである。 最適化するべきクエリはスロークエリログやクエリアナライザで見付けられるが、ではそのようなクエリが見つかった場合にはどのように最適化すればいいのか?そのためにはまず現在どのようにクエリが実行さ
SlowLogの設定 環境設定ファイル(Windowsではmy.ini,Linuxではmy.cnf)に次のような設定を加えるとSlowLogが有効になる。 log-slow-queries SlowLogの有効化(ログファイル名を指定可能) long-query-time=2 SlowLogに記録する処理時間の上限 log-long-format インデックスを使用しないSQL文の記録 long-query-timeパラメータは,SlowLogに記録するしきい値を秒単位で設定する。この場合には,2秒超える処理時間を費やしたSQL文を記録する。また,log-long-formatを指定すると,インデックスを使用しないSQL文もSlowLogに記録する。 SlowLogの確認 SlowLogが動作しているかどうかは,次のコマンドで確認できる。log_slow_queriesがONであれば有効と
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