自分の「トリセツ」を作ろう 「生きづらさ」克服への道示す 発達障害抱える大学生 2022年02月08日08時00分 西川幹之佑さんが書いた「マインドマップ」(本人提供) 「周囲とうまく協調できない」「ミスが多い」「すぐパニックに陥る」といった特性を持つ人は、発達障害を疑うべきだという意見もある。ただ、周囲に溶け込めなかったり、ミスを連発したり、失敗して頭が真っ白になったりといった現象は、誰にでも起こり得る。そうした自分の特性と向き合い、困難を克服する方法はないのだろうか…。(時事ドットコム編集部) 上海の車いすダンサーチーム、障害者にアートで自己表現の場を提供 そんな悩みに一筋の光を与えてくれそうなのが、発達障害の当事者で帝京大学1年生の西川幹之佑さんの著書「死にたかった発達障がい児の僕が自己変革できた理由~麹町中学校で工藤勇一先生から学んだこと」(時事通信社)だ。この中では、自分が直面す