●聚楽第屏風 上越で発見 「絵を見て腰を抜かした。歴史の教科書に載せるべき作品だ」と、専門家が驚くほどの屏風(びょうぶ)が上越市で見つかった。豊臣秀吉が建てた聚楽第(じゅらくだい)に行幸する後陽成(ごようぜい)天皇と、これを迎える秀吉の行列を描いた「御所参内・聚楽第行幸図屏風」。同市にはかつて、秀吉を支えた五大老の一人、上杉景勝の居城・春日山城があり、因縁めいたものを感じさせる。(遠藤雄二) ◇ ●所有者、蔵で保管 同市立総合博物館によると、市内の所有者が蔵で保管してきた。その所在は、第2次世界大戦前ごろまでしかたどれず、以前は広範囲に取引が繰り返されたとみられるという。所有者が昨年11月、市に調査を依頼し価値が確認された。 同市には、上杉景勝の居城・春日山城があったが、屏風の所在と上杉家との直接の関係はない、というのが専門家の見方だ。 ただ後陽成天皇の聚楽第行幸は
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く