一流というほどの技術力はないかもしれないけど、それなりにモノは作れるぞって自信をもっているエンジニアが一人で起業したケースで、受託開発を離れて自社製品の開発を進めようとしたときにありがちだと思われる話をします。 僕は起業する前は、自分はとても勇気があって、リスクを取ってどんどん製品を作れると思っていた。 実際、起業してみたら、なんだか自分はすごく楽観的で、将来なんとでもなるさ感があったので、それは良かった。 けれど、いざ一人で製品開発をやってみると、これがなかなか「怖い」。 例えば、作ってる途中で 「これだけ頑張っても、売れなかったらゼロだな」 とか 「これなら確実に市場があるのはわかるけど、僕の好きな数学の要素がゼロだなこれ」 とかいう気持ちが出てきて、結局放り投げて別のことに興味が移ってしまうのだ。 セルフマネジメントという点では、自分の「好奇心旺盛という長所」と「飽きっぽいという短所