人気ラーメン店「一蘭」が大阪市内の店舗で、外国人留学生を違法に長時間働かせていたとして、警察は6日、法人としての「一蘭」のほか社長や労務責任者らを出入国管理法違反の疑いで書類送検する方針です。 捜査関係者によりますと、その結果、去年秋ごろ道頓堀の2つの店舗で、ベトナムや中国からの留学生10人を外国人留学生に認められた週28時間の上限を超えて勤務させていたことがわかったということです。 警察は、不法就労を助長した出入国管理法違反の疑いで、これまでに2つの店の店長を書類送検したほか、こうした実態を本社が把握していたにもかかわらず十分な対応を取っていなかったとして、新たに6日、福岡市に本社がある法人としての「一蘭」と吉冨学社長(53)、それに本社の労務責任者らを書類送検する方針です。 捜査関係者によりますと、いずれも容疑を認めているということです。 摘発された2つの店舗は、外国人旅行者などが多く