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ブックマーク / www.riken.jp (4)

  • タンパク質結晶から自動でデータ収集する「ZOOシステム」を開発 | 理化学研究所

    理化学研究所(理研)放射光科学研究センター生命系放射光利用システム開発チームの平田邦生専任技師、山下恵太郎基礎科学特別研究員(研究当時)、山雅貴チームリーダーらの共同研究チーム※は、大型放射光施設「SPring-8」[1]のビームラインを利用して、タンパク質結晶から自動的にX線結晶構造解析[2]に必要な高品質のデータを収集する「ZOOシステム」を開発しました。 研究成果は、放射光施設を利用したデータ収集を容易にするものであり、今後、結晶さえ準備できれば誰でも簡単にタンパク質の詳しい構造を知ることが可能になると期待できます。 これまで平田専任技師らは、1~10マイクロメートル(μm、1μmは1,000分の1mm)の高フラックス微小X線ビーム[3]を利用したビームラインBL32XUでのタンパク質の微小結晶構造解析のために、種々の測定技術を開発してきました。例えば、試料結晶への放射線損傷[4

    biology4
    biology4 2019/02/08
    名前に遊び心が有り過ぎるw タンパク質結晶構造解析を容易にするとのことで非常に興味深いので後でしっかり読もう。
  • 数千個の1細胞からRNA量と種類を正確に計測 | 理化学研究所

    要旨 理化学研究所(理研)情報基盤センターバイオインフォマティクス研究開発ユニットの笹川洋平上級センター研究員、團野宏樹センター研究員(研究当時)、二階堂愛ユニットリーダーらの共同研究チーム※は、大量の1細胞由来RNAを網羅的、高精度かつ低コストで計測する高出力型1細胞RNAシーケンス法「Quartz-Seq2(クォーツ・セックツー)」[1]を開発しました。 私たちの体は、数百種類の細胞が適切に混ざり合って構成されています。体の臓器が数十年にわたって正常に働くためには、必要な細胞を必要なだけ供給する幹細胞が必要ですが、臓器には幹細胞がごくわずかしか含まれていません。多種多様な細胞集団や希少な細胞の機能を理解するためには、一つ一つの細胞の特徴を調べる必要があります。その方法として、1細胞ごとにRNAの種類と量を計測する「1細胞RNAシーケンス法(1細胞RNA-seq)[2]」があります。たく

  • 1細胞から多種多様なRNAのふるまいを計測 | 理化学研究所

    要旨 理化学研究所(理研)情報基盤センター バイオインフォマティクス研究開発ユニットの林哲太郎センター研究員、尾崎遼基礎科学特別研究員、二階堂愛ユニットリーダーらの研究チーム※は、これまで検出が難しかった多様なRNA[1]の発現量と完全長を1細胞で計測できる「1細胞完全長トータルRNAシーケンス法『RamDA-seq』[2]」を開発しました。 細胞の多様性は、ゲノム[1]にコードされた数万の遺伝子[1]領域から転写されるRNAの種類や量によって決まります。そのため、一つ一つの細胞の中に存在するRNAの種類と量が分かれば、どの遺伝子がどのくらい働いているかが分かり、細胞や臓器の状態・機能をより深く理解できます。1細胞に含まれるRNAの種類と量を網羅的に計測する技術は、「1細胞RNAシーケンス法(1細胞RNA-seq[3])」と呼ばれます。最近、非ポリA型RNA[4]が細胞分化や疾患に関与する

    biology4
    biology4 2018/02/15
    一細胞RNA-Seqにおいて完全長のRNA配列を得ることができる手法の開発.一細胞RNA-Seqの可能性を大きく広げることになるようだ.理研の二階堂チームの研究成果.すごい生産性だ...
  • 次世代型逆遺伝学による睡眠遺伝子Nr3aの発見 | 理化学研究所

    要旨 理化学研究所(理研)生命システム研究センター合成生物学研究グループの上田泰己グループディレクター、砂川玄志郎 元研究員(現 理研多細胞システム形成研究センター網膜再生医療研究開発プロジェクト研究員)、鵜飼(蓼沼)磨貴テクニカルスタッフⅠ、ディミトリ・ペリン元研究員(現 客員研究員)、高速ゲノム変異マウス作製支援ユニットの隅山健太ユニットリーダーらの研究チームは、特定の遺伝子をノックアウトした個体を、交配を必要とせず効率よく作製する「トリプルCRISPR法」と、呼吸パターンを用いることで非侵襲かつ高効率に睡眠表現型解析[1]を行う「SSS(Snappy Sleep Stager)」を開発し、次世代型の逆遺伝学を実現するプラットフォームを確立しました。そして、この手法により新たな睡眠遺伝子「Nr3a」を、マウスを使った実験で発見しました。 特定の遺伝子を改変したりノックアウトし、どのよう

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