日本はエネルギー産出国、具体的には中東、ロシアなどに 何十兆円という多額のエネルギー代を支払っているのが現状だ。 そして、このことが我々のイノベーションの機会や経済成長を阻害している大きな要因になってる。 「エネルギーの支出を0に近づけられたら、その分だけ日本は豊かになることができるのに・・・」 そして化石燃料に頼ることのない、様々なメリットを持った有力な解決策が複数提案されているのが 現在の状況だ。 2011年3月、原発に壊滅的な津波被害を受けるに至るまで、日本は原子力発電に大きく依存していた。 現在は国民が原発不信にも傾きつつあり、国家を二分する議論が巻き起こっている。 そんな中、東京を拠点におく清水建設は、地球に最も近い天体である月の表面に 幅18kmの太陽光パネルの帯を設置することでエネルギー問題を解決できると提案した。 発電したエネルギーはレーザーやマイクロ波により地球上へ伝送さ