Windows Vistaに標準搭載されている.NET Framework 3.0には、新しいプレゼンテーション技術である、 WPF(Windows Presentation Foundation) が含まれています。これはDirectXをベースにした描画エンジンと、Windowsアプリケーションを構築するためのフレームワーク(簡単にいえばクラス・ライブラリ)などで構成されています。 そしてさらに、WPFには、XMLベースの言語である、 XAML(Extensible Application Markup Language) (「ザムル」あるいは「ザメル」と発音) が含まれています。XAMLは主に、Windowsアプリケーションや、IEなどのブラウザ内で動作するSilverlightアプリケーションなどのGUIを記述するために使用されます。 本連載では、Windowsアプリケーション構築で
開発担当の橋本孔明です。先日、社内向けにWindows 8の情報を発表したところ非常に好評だったため、内容を再構成してブログ記事化することになりました。プログラマ視点での情報に加え、「Windows 8 は、実はWindows バージョン6.2だった」とか「Metroスタイルの名称の由来」「イギリス英語が初めてサポートされた」などのトリビア(?)も取り混ぜてご紹介しています。皆様のご参考になれば幸いです。 本記事は公式発表やセミナー発表などの事実関係や用語に基づいて作成していますが、独自の解釈により、各メーカーの公式見解・用語等とは一部異なる可能性があることをご承知置きください。 Windows 8は、実はWindows バージョン6.2だった 「Windows 8」は、その名の通りWindows 7の後継となるクライアントPC版(非サーバー版)OSです。当初はコード ネームでしたが、正式
写真2●設定でスタートメニューの形式を「Windows Classic」「Windows XP」「Windows Vista/Windows 7」の3種類から選べる 電机本舗は2012年9月3日、米マイクロソフトが10月に一般販売を開始する新クライアントOS「Windows 8」で、従来のWindowsのようなスタートボタンとスタートメニューを利用できるようにするソフト「Classic Shell 3.6.1J」(写真1)の配布サービスを開始した。 同社Webページから無償でダウンロードできる。「今まで通りWindowsを使いたいと考えているビジネスユーザー」(同社)の利用を主に見込んでいるという。 同ソフトは、オープンソースソフトウエア(OSS)として開発が進められている「Classic Shell」の“日本語化したリビルド版”という位置付けになる。9月3日時点におけるClassic S
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