自宅サーバを外部に公開するには、プロバイダに割り当てられたグローバルIPアドレスとドメイン名を結びつける必要がある。これを行う手段の1つとして、ダイナミックDNSサービスを利用する方法がある。 多くのダイナミックDNSサービスは無償で提供されているが、一定の間隔でIPアドレスの更新処理を行わないとサービスが停止されてしまう。そこで、ダイナミックDNSサービスに対して定期的にIPアドレスの更新を行ってくれるDiCE for Linuxを利用する。 ここでは、ダイナミックDNSサービスにMyDNS.JPを利用した場合を例に説明する。 まず、DiCE DynamicDNS Client(for Linux)から、CUI版(diced000.tar.gz)をダウンロードする。 次にdiced000.tar.gzを展開し、DiCEディレクトリを/usr/local/bin下に移動する。 # tar