下北沢の編集プロダクション。2008年創業から主にWeb媒体の記事制作を行う。 http://www.p-labo.biz/ News&Analysis 刻々と動く、国内外の経済動向・業界情報・政治や時事など、注目のテーマを徹底取材し、独自に分析。内外のネットワークを駆使し、「今」を伝えるニュース&解説コーナー。 バックナンバー一覧 身の毛もよだつ凄惨な殺人事件。私たちはその事件のニュースを見るとき、殺人者の異常性や特異性に目が行きがちだ。そしてこう思う。「なぜ、そんな殺人鬼が生まれたのか」。『日本殺人巡礼』(亜紀書房)は、10年以上にわたり大事件の現場や周辺人物に取材し、彼らの生まれる背景を追った一冊だ。著者の八木澤高明氏に、取材から見えてきたものを聞いた。(取材・文/有井太郎、編集協力/プレスラボ) 殺人者と私たちの「境界線」とは 彼らは本当に異常なだけなのか… 長い歴史の中で、命の尊
「ゲームばかりしてないで、本を読めば?」と、彼女は言った。 社会人5年目で後輩の指導を任されるようになった彼女は、新人と行動を共にすることが増えた。 「まだ、課題図書も読んでいないでしょう。」 しかし、移動中も、昼休みもその新人はずっとスマートフォンのゲームばかりしている。 「ゲームが好きなんです。」と、彼は言った。 「自由時間に何をしようが、勝手じゃないですか。ほっておいてください。」彼は画面に目を落とす。 「そりゃ、自由時間に何をしようが別に構わないけどさ。ちゃんと課題はこなしてよね。」 彼は迷惑そうにちらっと彼女の方を見た。 「…はい。」 ■ 「通勤の時さ、車内でスマートフォンのゲームやっているひと多いよね。」 と、彼女は隣の席の同僚に言った。 彼は同期の中でも仕事ができると評判だ。 「そうだね。」同僚は相槌を打つ。 「一体何がそんなに面白いのかな。」 「通勤の時ヒマだとか、ゲームが
履歴書を600枚以上出したが、仕事が見つからない。派遣にも登録し、ネットからも応募しているが、不採用の通知ばかり。職安にも熱心に通うが無気力な職員ばかり。疲れて何もしたくない。面接先は零細企業か中小企業だが、面接官は変なやつばかり。俺は好奇心旺盛でチャレンジが好きだが、不採用の連続。絶望の中で金も職もなく孤独に生きている。何が楽しくて生きているのか、全く分からない。(30歳・男性) わたしは20代のほぼすべてを日雇いの肉体労働者として過ごしました。正規労働ではなく、行けば誰でも受け入れてもらえる現場でした。そこには、未来も希望もないように見えました。けれども、わたしにはそう思えませんでした。
松坂と同じ肩の怪我から復帰を目指した日々「すごくも大変でもない」 シーズンが大詰めを迎え、残すところ1か月弱となったプロ野球。激化する順位争いがファンを楽しませる一方で、1軍復帰を目指しながらファームで地道に調整に励む選手もいる。今季開幕前、誰もが復活を期待しながら、いまだ果たせずにいるのが、ソフトバンク松坂大輔投手だ。2015年に右肩にメスを入れた右腕は、昨季は1軍で1試合に登板し、オフはプエルトリコのウインターリーグにも出掛けた。今季は再び1軍のマウンドに上がるべく、日々調整に励む。 2006年には史上7人目の投手5冠(勝利数、防御率、奪三振数、勝率、完封数)に輝いた、元ソフトバンクのエース右腕・斉藤和巳氏も、現役時代には怪我からの復活に挑んだ。2008年に3度目の右肩手術を受けた後、再び1軍マウンドに立つことを目指し、5年余りをリハビリに費やしたが、2013年7月に現役復帰を断念。そ
Creating the possibilities of humans and society, Like sports. CEO Dai Tamesue 人間と社会の可能性を拓く、 スポーツのように。 タイムというはっきりとした結果が出る競技を追求しながら、人間の限界はどこにあるのだろうかと考え続けてきました。伸び悩んだり、重圧に苦しんだりする中で、限界は自分自身の思い込みが作っているのではないかと、そう思うようになりました。 社会を見渡せばそんな出来事が溢れています。思い込みによって制約がかかり可能性が狭まっている。自分がスポーツと向き合ってきた方法が、人間と社会の可能性を拓く上で活かせるのではないかと思い、会社を始めました。 私は「スポーツとは身体と環境の間で遊ぶこと」だと定義しています。遊びには計画も、義務もありません。面白いから行われる自由な活動です。そんな「遊ぶ」という感覚が
(糸井重里とAPUの今村正治さんとの対話から、 関野さんのことばを抜粋してお届けします) ぼくはよく、いろんな旅を 「どう計画するんですか?」って 言われることがあります。 でも実際のところ、とくにプランニングしないんです。 やりたいことが、頭に湧いてくるんです。 そして、頭に湧いてきちゃったら、 もう動かざるを得ないから、 自分で止めようとしても動いちゃって、 いつも、やりはじめながら実現方法を考えるんです。 南米最南端からアフリカまで行ったときも 「ええ? 10年もかけて 南米からアフリカまで行くの?」 と、よくびっくりされていました。 でも、実はぼくは大学に14年通っています。 文科系の大学に8年行って追い出されて、 次に医学部6年行きました。 だから、ぼくを知ってる人たちからは 「こいつ学生14年やってるし、10年なんて短いよ」 なんてよく言われていました。 8年大学に行ったあとで
Nearly 300 million people experience the world without certain colors every day. ‘Color For the Colorblind’ is a short documentary about what happened when we partnered with EnChroma, maker of color blindness-correcting glasses, to help people experience colors for the first time. We believe in #ColorForAll. Share your story and watch the whole experience at: http://www.valsparcolorforall.com/
ツイッタ―で大人気“あおむろひろゆきさん”の書籍「新米おとうちゃんと小さな怪獣」。全6回に分けて、エピソードをご紹介します。5つ目のお話は「子どもと過ごす日々」について。 妻が妊娠しまして、 つわりでなかなか動けないこともあり、 子どもと二人きりで 過ごす時間が増えてきました。 慣れないことばかりで 毎日てんやわんやしています。 ケチャップライスを作れば 真っ黒になってしまうし、 掃除をしてもきれいにしたところから おもちゃで荒らされていきます。 買い物帰りに両手に荷物を抱えたまま、 子どもが蛙を観察しているのを 見守ることもありました。 延々と続く石拾いも、 子どもが納得するまでやらせないと 泣いてしまうので、 ひたすら待つしかありません。 そんな毎日を過ごすうちに 気持ちの余裕もなくなり、 感情的に子どもを叱る場面も増えてしまいました。 ある週末、とても天気が良かったので、 大急ぎでお
かつて非常に厳しい上司の元で仕事をする機会に恵まれた事がある。 その人の仕事のスタイルは口頭でガンガンと指示を出し続けていくというもので、一度言った事を聞き返す事は許されず、出された指示はその後全て迅速に遂行せねばならなかった。 今思い返してみても、出される指示は新人にはかなりキャパオーバーだった。仕事に不慣れだった事と、指示の量があまりにも多すぎた事から、僕は時々抜けを作ってしまったりしていた。 その上司は、一日の終りにその日に行った全ての仕事を振り返るという仕事スタイルを採用していた。 恐らく、自分の出した指示がキチンと遂行されているかどうかをチェックするのが目的だったと思うのだけど、1つでも抜けがあるとそれはもう烈火の如く怒り狂うような人であった。 「なんでいつまでたっても出来ないんだ」 「脳みそついてる?」 「はぁ・・・。なんでこんなのがうちに採用されたんだろ」 上記はその上司から
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8日に登場する東筑(福岡)は今春、現役で161人が国立大に合格した県立の進学校。1日平均2~3時間の練習で、激戦区の福岡を勝ち抜いた秘密は何か。指揮を執るのは東筑OBで、体育科教諭の青野浩彦監督(57)。選手として78年夏、指揮官として96年夏の甲子園を経験した同監督に話を聞いた。 ■県大会が「ミニ甲子園」 ――強豪が多い福岡で優勝。 「“(優勝を)狙ってもいないのに行ってしまった”というのが強さの秘訣かな。逆に、県大会でのプレッシャーはすごかった。公立高校にとっては、県大会が『ミニ甲子園』みたいな意味合いがある。欲がなかったのがよかったのかもしれません」 ――野球ばかりの私立には負けたくない? 「私立相手には負けてもともとだから、めちゃくちゃ思い切ったことができる。逆に私立は公立に負けられないというプレッシャーがあるでしょう。今回の県大会(の終盤)は全部甲子園の経験校だったので
日本人のうち、箸が使いこなせない人の割合はかなり少ない。 箸は、様々な動きに対応できる優れた食器だが、指先の力加減が難しい。 2〜3歳の頃の記憶が残っている人は、習熟するのにかなり時間がかかったことを思い出せるんじゃないだろうか。慣れていない人にとって、箸を使いこなすのは苦痛ですらある。 箸以外にも、修練が必要とされる道具は色々ある。自転車然り、キーボード然り、フライパン然り。どれも、マスターしてしまえば手足のように使いこなせるが、それまでは失敗しやすく、自然な感じなど望むべくもない。 これらの道具は、失敗も経験しながら根気良く付き合っていくうちに、ようやく自然な感覚を身につけられるものだ。 コミュニケーションは常に修練されている 同じことをコミュニケーションの分野で考えてみよう。 たとえば、趣味のサークル内の男女の会話や、会社の先輩と後輩のやりとり。 さすがに会話できないという人はいなく
科学の発展により、人間は身の回りの出来事の仕組みについて物理的な理解を深めてきました。事象の根源的な理由を知ることは正しいことと言えますが、しかしその一方で、知れば知るほど「人間って何だ」「人生の意味って本当にあるのだろうか」といった疑問に直面するのは自然な帰結といえ、自分を単なる物質として捉えてしまうことで「生きる意味」を見失ってしまう落とし穴に陥っている人も世の中には少なくないはず。科学系アニメーションムービーを次々に提供しているKurzgesagt – In a Nutshellは、そんな状態に陥った人に向けるように「楽観的なニヒリズム」という概念を挙げ、「知ってしまった人」がどのように考えれば良いのかを解説しています。 Optimistic Nihilism - YouTube 人間の存在とは、よくわからなくて恐ろしいものといえます。何十万年も前、「意識」を持つに至った人類は、自分
思うところがあって、お礼の手紙を書いてみたいと思う。 すごく長くなったけど、どうしても全部吐き出したかった。 子供の頃、ヒーローに会ったことがある。 毎日、小学校でいじめられていた私の狭い世界を、一瞬で壊してくれたその人は、有名なスポーツ選手だった。 いじめが始まったのは、小学校の中学年。たぶん、三年生の後半だったと思う。 いじめの内容は、スタンダードなものだった。 バイキン呼ばわりして、私や持ち物を避ける。 机の上に筆箱を出しっぱなしにしていると、休み時間に奪われて、それで菌のつけ合いがはじまる。 遠足の時の写真が教室に張り出されると、私の顔だけポスカで塗りつぶされる。 お風呂に入ろうが何しようが、臭いだの汚いだの言われる毎日だったけど、途中からエイズとか言われるようになった。 その時期、ニュースでエイズが取り上げられるようになったから、男子が面白がって言いはじめて、クラス中に広がった。
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