RedisってKVSやしチョー早いんやろ? と、そう思っていた時期が私にもありました。 Redisを利用する上で、適切に利用しないと性能が1/10以下に陥ってしまいます。 この記事では、redisの性能を発揮する実装と発揮できない実装で性能測定を行いました。 結論 最初に結論 Redisの読み書きはmget/msetなどの複数のデータを一度に読み書きするコマンドを用いることで本来の性能が発揮できる。 逆に単純にforを用いてget/setなどのコマンドで1件単位でループを回すと大きな性能劣化が発生する。 環境 python3で計測します。 redisはdockerで動かしました。 $ docker run --name redis -d -p 6379:6379 redis:3.2.8 $ redis-cli 127.0.0.1:6379> ping redis-cliは別途インストールし